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屋根リフォーム🏡【②屋根リフォームの屋根材について】

2022.09.19 (Mon) 更新

皆様、こんにちは!

さいたま市見沼区膝子交差点の、屋根リフォーム・雨漏り・防水専門店のヤネザルです。

今回は前回に続き、屋根リフォームの、②屋根リフォームの屋根材について解説していきたいと思います。

~②屋根リフォームの屋根材について~

屋根は、家を雨風から守る大事な場所です。
屋根材の選び方によって、家全体のメンテナンス頻度や「持ち」も変わってきます。
そのため、見た目やデザインではなく、機能や性能で選ぶのがおすすめです。

特にチェックしたいポイントは、下記の3つです。

【チェックPOINT 3つ!!】

①耐用年数・メンテナンス期間

②屋根の形や家の構造に合わせる

③地域や気候に合わせる

屋根材自体の耐久性が高ければ、家の寿命を延ばすことができます。
また、メンテナンスの期間が長いほど、トータルでかかるコストが少なくなるので、初期費用にとらわれず選ぶことが重要です。

屋根の形や家の構造によっては、使用できない屋根材もあります。
例えば、軽い屋根を載せることを想定した造りの家に、重い屋根を載せると、耐震性が下がって危険です。

さらに、住んでいる場所が寒い地域なら「凍害」対策、海沿いなら「塩害」対策など、地域や気候に合った機能を持つ屋根材を選びましょう。

屋根をリフォームするためには、屋根材別の特徴や注意点も知っておきましょう。

屋根材の種類

屋根材には、素材や加工方法によって大きく7つの種類があります。

屋根材の種類 耐用年数 費用単価 相性のいい屋根の形
30年~100年以上 5,000円~16,000円 切妻、寄棟、方形、片流れ、差し掛け、はかま腰、入母屋、腰屋根
金属 25年~50年前後 5,000円~20,000円 切妻、寄棟、方形、片流れ
スレート 20年~100年以上 5,000円~30,000円 切妻、片流れ、差し掛け
アスファルトシングル 20年~30年 5,000円~8,000円 切妻、寄棟、方形、差し掛け、はかま腰
トタン 10年~15年 4,000円~9,000円 切妻、寄棟、方形、片流れ(ただし基本的に住宅には向かない)

7つの種類それぞれに、さらに細かい種類の屋根材があります。
耐用年数や費用などは、細かい種類によって異なるので、以下で詳しく紹介してきます。

瓦屋根の種類

瓦屋根は、素材によって「粘土瓦」と「セメント瓦」の2種類に分けられます。

瓦屋根の種類 耐用年数 塗装目安 費用単価
粘土瓦 50年~100年 不要 5,000円~16,000円
セメント瓦 30年~40年 10年~20年 5,000円~10,000円

粘土系

瓦屋根の種類

昔ながらの日本家屋に使われている瓦は粘土を成形し、1,000~1,250℃の高温で焼き上げて作ります。自然の土を釜で焼いて成型された屋根材で、「陶器瓦」とも呼ばれます。日本家屋に多い「日本瓦」が一般的ですが、洋風の屋根に使われる「洋瓦」にも、粘度瓦があります。

最大のメリットは非常に高い耐久性で、奈良の元興寺では約1,400年前に作られた瓦が今もそのまま使われているほどです。
また重量があるため、しっかりと固定されていれば台風などで風に飛ばされるリスクも低くなります。

瓦自体の寿命は50年以上なため塗り替えは不要と言われていますが、屋根の下地は傷むので屋根リフォームが不要ということではありません。

ただし、重量があるので耐震性が低いうえ、リフォーム時に新しい屋根材として使うことが難しいというデメリットもありますが、最近では軽量化された商品も出ています。

他の屋根材より高価で施工も難しいため、総額費用も高くなりがちです。

セメント瓦

セメントから出来た瓦で、塗装を施して遮熱性・防水性を高めています。

塗装は紫外線や雨の影響で劣化するため塗り替えが必要です。

粘土系の瓦と同じく重量があるので、一般的には重みに耐えられる建物であることが施工の条件だと言われています。

和風・洋風どちらのデザインも多く、形やカラーも豊富なので1970年~80年代に流行しました。
粘度瓦に比べて施工しやすく、安価なうえ、耐火性が高いのも流行した理由のひとつです。

しかし、粘度瓦に比べると耐久性が低く、割れやすいため現在ではほとんど使用されていません。
また、2004年以前に製造されたセメント瓦には補強材としてアスベストが入っている可能性があります。
アスベストが含まれていると、屋根材の処分が高くなるので、予算を考える際には考慮しましょう。

金属屋根の種類

金属屋根の種類

金属屋根には5種類の屋根材があります。

耐用年数 塗装目安 費用単価
ガルバリウム鋼板 25年~35年 約10年 5,000円~9,000円
エスジーエル鋼板 30年~50年 15年~20年 6,000円~
ジンカリウム鋼板 30年~50年 不要 8,500円~15,000円
ステンレス 50年前後 不要 10,000円~14,000円
銅板 60年以上 不要 18,000円~20,000円

金属屋根は総じて耐水性が高く、雨漏りリスクを抑えたい場合にうってつけです。
金属特融のモダンでシャープな見た目に仕上がるため、近年人気が高まっています。
さらに、軽くて扱いやすい素材のため、リフォームでは比較的費用の安い「カバー工法(古い屋根の上に新しい屋根を被せる)」を選択できると人気です。

金属系

ガルバリウム鋼板

 

金属系にはガルバリウム、トタン、銅板などの種類があります。

北海道ではガルバリウム銅板が主流です。

ガルバリウムは軽量で耐候性が高く、カラーバリエーションが豊富な優れた材料です。

トタンは安価で施工できて雨漏りしにくい素材ですが、錆びやすく、場合によっては穴が開いてしまうこともあります。

銅板は軽量で耐久性に優れていますが、価格が大変に高価です。

洋風住宅が主流の現代では、寺社仏閣以外ではあまり見かけることがなくなりました。

ちなみに道外では次のような屋根材も使われています。

ガルバリウム鋼板は、鉄のアルミと亜鉛の合金メッキを施した屋根材です。
少し前までは、「雨音がうるさい」「暑くなりやすい」などと言われていましたが、近年ではこれらの弱点を克服する製品が開発されています。

耐久性が高く、価格が安い製品もあることから、金属屋根の中では最もよく使用されています。

ただし、塗装が劣化するとサビが発生しやすくなるため、10年以内で塗り替えを行う必要があります。
サビた部分から穴が開き、雨漏りの原因になるからです。
特に、沿岸部、工場・森林などの近くに住んでいる人は、7年程度で点検を行うことが推奨されています。

エスジーエル鋼板

エスジーエル鋼板は、2013年に新しく登場した屋根材です。

素材はガルバリウム鋼板とほとんど同じですが、アルミと亜鉛に加えてマグネシウムを配合した合金メッキを使用しているのが特徴です。
マグネシウムを配合することにより、塩害(海の塩によるサビなどの被害)に強くさびにくくなっています。
さらに、素材はガルバリウム鋼板とほとんど変わらないため、価格に大きな差はないのもメリットの一つです。

耐久性はガルバリウム鋼板の3倍ともいわれていますが、新しい素材のため十分な検証がされておらず信頼性に欠けるとしている業者もいます。

ジンカリウム鋼板

ジンカリウム鋼板も、ガルバリウム・エスジーエルとほとんど変わりませんが、表面に自然の石粒がついているのが大きな特徴です。
本来「ジンカリウム」とは、オーストラリアの会社の商標登録なのですが、日本では表面に砂粒がついている金属の屋根材を総じて「ジンカリウム」と呼ぶこともあります。

表面に石粒がついていることから耐久性が高く断熱効果もあり、さらには塗り替えのメンテナンスが不要という大きなメリットがあります。
軽くて施工しやすいという金属屋根の特徴はそのままなので、カバー工法にも使用できます。

ただし、表面の砂粒は少しずつ取れていき雨樋が詰まりやすくなるため、年に一度は雨樋の掃除が必要です。
また、珍しい屋根材のため、他の金属屋根に比べて費用が高いというデメリットもあります。

ステンレス

ステンレスは他の金属屋根と違い、メッキではなく、素材の鉄そのものにクロムやニッケルを含んでいます。
そのため、塗装をしなくても水に強くさびにくいのが大きなメリットです。
特に、沿岸部に住んでいるが金属屋根を使いたい、という人によくおすすめされます。

機能的に定期的な塗り替えは必要ありませんが、色あせが気になる人は10~20年に一度を目安に塗り替えることもあります。

ただし、防音性や断熱性が低いため、屋根と室内が近い造りの家には不向きです。
また、費用が高いというデメリットもあります。

銅板

銅板は、その名の通り銅を使用した屋根材で、一般家庭ではほとんど使用されていません。
神社仏閣などでよく使用されており、経年によってピカピカの赤茶色から落ち着いた青緑色へ変化していく様子が「趣がある」と好まれています。

銅板の一番の特徴である色の変化は、「緑青(ろくしょう)」と呼ばれ、酸素に触れることで発生するもので、銅板の素材そのものを護る被膜になります。
緑青のおかげで、塗り替えをしなくても長い耐用年数を保つことができるのです。

しかし、一般家庭で使用するには費用が高く、施工できる業者も限られてくるため、ほとんど普及していません。

スレート屋根の種類

スレート屋根の種類

スレート屋根には「化粧スレート」と「天然スレート」の2種類があります。

耐用年数 塗装目安 費用単価
化粧スレート 20年~30年 7年~15年 5,000円~7,000円
天然スレート 100年以上 不要 30,000円前後

「スレート」とは「石板」という意味で、岩を平たく板のように加工したものをいいます。
日本に普及しているスレート屋根の多くは人工的に作られた「化粧スレート」で、天然の石を使用した「天然スレート」はヨーロッパの古い建築物などでよく使用されています。

化粧スレート

化粧スレートは、セメントと繊維質を固めて混ぜた屋根材です。
石板のような風合いを出すことができ、「カラーベスト」「コロニアル」などの製品が代表とされています。

カラーやデザインの種類が豊富で、ガルバリウム鋼板と同じく、日本の戸建て住宅で広く使用されています。
軽いのでカバー工法にも使用でき、耐震性も高く費用が安いというメリットもあります。

ただし、瓦に比べて安いので施工しやすい反面割れやすかったり、塗装が劣化すると変色をしてしまったりするデメリットもあるようです。コケやカビが生えやすく、7~10年程度で点検・塗り替えを行うことが必要です。
また、2004年以前に建てられた家では「アスベスト(石綿)」を含んだスレートが使用されていることがあります。
スレートにアスベストを含んでいると、屋根の張り替えの際に1㎡あたり20,000円~80,000円ほどの処分費用がかかることが多いです。

天然スレート

天然スレートは、薄く割って成型した天然の粘板岩を使用しています。
自然の素材なので、塗装をしなくても色あせず、劣化することはほとんどありません。
また、割れたりリフォームしたりなどで屋根材として使われなくなったスレートでも、外構の床タイルなどで再利用できるというメリットもあります。

ただし、現在は国産の天然スレートが存在しておらず、輸入するしかないうえに施工できる業者も数が少ないため、費用がかなり高くなります。
スレートそのものの重量もあり、耐震性を重視する日本の戸建て住宅ではほとんど使用されていません。

アスファルトシングル屋根の種類

アスファルトシングル屋根の種類

アスファルトシングルには複数の種類はありません。

耐用年数 塗装目安 費用単価
アスファルトシングル 20年~30年 不要(コケなどが増えた場合は行う) 5,000円~8,000円

グラスファイバーの基材にアスファルトを浸透させ、表面に細かい砂を吹き付けた、シート状の屋根材を「アスファルトシングル」といいます。
薄く柔らかいシートのため、割れたりサビたりしないのが特徴です。

屋根材に穴をあけず専用の接着剤で固定するので、他の屋根材のように、打ち付けた釘などの隙間から雨が内部に入り込み雨漏りすることがありません。
軽量なので耐震性も高く、カバー工法にも向いています。
表面に砂粒がついているので、ジンカリウム鋼板のように塗装が不要で、薄いのに雨音が気になりにくいというメリットもあります。

ただし、表面に凹凸があることから、傾斜が緩い屋根(3.5寸以下)では水はけが悪くなりコケなどが生えやすくなるため不向きです。
また、軽さゆえに、しっかりと固定されていないと台風などで飛ばされやすいというデメリットもあります。
メンテナンスは、塗り替えは不要ですが、表面の石粒が剥がれるため年に一度の雨樋掃除が必要です。

トタン屋根の種類

トタン屋根の種類

トタン屋根は金属屋根の1種ですが、一般的な戸建て住宅で使用されることはほとんどなくなりました。

耐用年数 塗装目安 費用単価
トタン屋根 10年~15年 7年~10年 4,000円~9,000円

鉄板に亜鉛でメッキをした屋根材を、トタンといいます。
一般的な「波型」のほか、台形のような形の「折板」、四角い線が入った「瓦棒葺き」などの形があります。

雨に強いので、物置など傾斜が緩い(ない)屋根にも使うことができます。
ただし、さびやすく暑くなりやすいうえに雨音もうるさいので、住宅の屋根に使われることはほとんどなくなりました。

まとめ

屋根材には大きく5種類あり、さらにそれぞれ1~5種類ほどに分類して、細かく数えると11種類あります。

屋根材の種類 細かい分類
  • 粘土瓦
  • セメント瓦
金属瓦
  • ガルバリウム鋼板
  • エスジーエル鋼板
  • ジンカリウム鋼板
  • ステンレス
  • 銅板
スレート
  • 天然スレート
  • 化粧スレート
アスファルトシングル
トタン

一般的な住宅で使用される屋根の形は、主に8種類です。

 

屋根リフォームの注意点!!

屋根リフォームは注意が必要なポイントがいくつかあります。

①屋根リフォームは時期が肝心!

屋根リフォームを行う際に雨は厳禁です。

作業が進まないだけでなく建物自体にも悪影響なため、梅雨などの雨の多い時期や台風シーズンは避けましょう。

雪が降る冬も、もちろん避けた方が無難です。

寒すぎると塗料の乾きが遅くなるため、気候が安定する春がオススメです。

②業者は複数で比較!

最低3社は相見積もりを取り、相場を見極めることも大事です。

屋根リフォームは非常に価格に幅があるため、選ぶ側も必要な工事なのかなど、知識を持っておくことをオススメします。

「いつでもすぐに施工可能です!」という業者は、屋根リフォームの難しさをよく理解していない可能性も。

知り合いからの紹介の業者であっても、相見積もりは取られたほうが良いでしょう。

③現地調査で細かくチェック!

屋根は小さな不具合でも後々大きな影響を与えかねません。

現地調査で細かい点までしっかりチェックしてもらってください。

屋根リフォーム開始後に、想定していなかった追加工事などが入る可能性もあります。

リフォーム開始前に十分に見てもらうことが大切です。

 

次は、最終回の③屋根リフォームにかかる費用についてです。お楽しみに!!

 

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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屋根リフォーム・雨漏り・防水専門店 ヤネザル

住所:〒337-0021  埼玉県さいたま市見沼区膝子750

フリーダイヤル:0120-86-8236(営業時間9:00~18:00/火・水定休)

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