屋根リフォームの「最適な季節」はいつ?工期と天候で決めるベストタイミング
2025.12.05 (Fri) 更新
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さいたま市見沼区の屋根リフォーム・雨漏り・防水専門店のヤネザルです。
今回は、屋根リフォームの「最適な季節」はいつ?工期と天候で決めるベストタイミングについて解説していきたいと思います。

目次
屋根リフォーム時期を逃すリスクとは
屋根リフォームのタイミングは意外とすぐにやってきてしまいます、思わぬトラブルや損失を招かないためにも、
適切な時期にリフォームを行い、リスクを回避していきましょう。
雨漏りによる被害の拡大
屋根の劣化で最も深刻な問題は雨漏りの発生と言えるでしょう。
わずかな亀裂やズレから始まった雨水が染み込み、徐々に建物内部に広がっていきます。
初期段階では軽度な症状でも、時間の経過とともに木材や断熱材が水を吸い込み、腐食していきます。
放置すればカビや腐朽菌が繁殖、構造材の強度を低下させる危険性があります。
屋根材の小さな腐食が、天井や壁の張替え、構造材の工事といった大規模な修繕につながることになってしまいます。

修理費用が数倍に
リフォーム時期が遅れ、被害が深刻化すると修理費用は高額になります。通常、屋根塗装なら数十万円程度で済むところが、雨漏りが発生すると修理費用は修繕工事がかかってきてしまい、プラスの費用がかかってきます。
特に下地材まで浸水が進んだ場合は、野地板・垂木の交換が必要となります。工事費が膨れ上がるケースも多くあります。

住宅の資産価値が低下
屋根全体の劣化は住宅の資産価値にも大きな影響があります。中古住宅の評価額にも、劣化の状態が重要なポイントとなります。
見た目でも確認できる色あせや苔、カビなどの症状は、建物の管理不足という悪い印象を与えてしまいまうでしょう。
築20年以上の住宅で屋根のメンテナンスを早めに行っていた住宅に比べ、怠っていた住宅はどうしても査定額が下がる可能性があります。
将来売却や賃貸活用などを考えている場合は、特に計画的なリフォームは評価・価値を守るための重要な事前投資になります。
屋根材の適切なリフォーム時期とは

屋根材によって耐用年数やメンテナンス時期は大きく異なります。
自宅の屋根材は何なのか確認し、メンテナンス計画を立てていきましょう。
スレート屋根

スレート屋根は日本の住宅で最も広く使用されている屋根材です。スレート屋根はアスベスト含有の有無によって耐用年数が大きく変わってきます。
2004年以前に製造されたスレート屋根はアスベスト含有されており、35-40年程度の耐久性があります。
塗装によるリフォームは10-15年ごとに行うのが望ましく、カバー工法の場合は30-35年程度、葺き替えの場合は35-40年が適切といえます。
それに引き換え、ノンアスベストスレート材は耐久性が低く、15-25年での葺き替えが推奨されています。
特に1990年代後半から2000年代前半の製品は、10-20年でカバー工法を検討する必要があるでしょう、塗装はできず強度が保てません。
瓦屋根

瓦屋根は耐久性が高く、適切なメンテナンスを行えば50年を越えて使用できる丈夫な屋根材です。
日本瓦は、基本的に塗装不要です。20-30年に一度は葺き直しや棟瓦と漆喰の補修が必要となります。葺き替えは約40年ごとで、釉薬瓦は約50年、いぶし瓦は約60年の耐用年数が期待できます。
セメント瓦は、日本瓦とは異なり10-20年に一度塗装が必要です。耐用年数は30-40年、現在は製造されておらず、葺き替え時は他の屋根材への交換となることが多くなります。
台風や地震の被害を受けやすいというデメリットがあります。瓦屋根は、自然災害のあと点検が必要です。
ガルバリウム鋼板

軽量で耐久性に優れたガルバリウム鋼板は金属屋根材として、近年人気の屋根材です。
塗装は10-20年ごとに行うことが推奨されています。沿岸部や工場地帯では10年程度、一般的には15-20年くらいが目安となります。また、10-15年ごとに棟板金の交換も重要です。必要に応じて点検し、交換工事を検討すると良いでしょう。
葺き替えは30-40年が目安となります。ガルバリウム鋼板はアルミニウムと亜鉛のメッキによって構成されています。高い耐食性を持つため、メンテナンスを行えば長期間の使用が可能になります。
錆による穴あきが発生した場合。雨漏りの原因となるため、早めの対応が必要です。定期的な点検により、長く良い状態を保てます。
トタン屋根

最も耐久性が低い屋根材はトタン屋根です。リフォーム計画は早めにたてておく必要があります。
塗装は5-10年ごとに実施、特に錆が発生しやすいく定期的なメンテナンスが不可欠になります。塗装を適切に行っても、耐用年数は15-20年程度と限界があります。
カバー工法や葺き替えはだいたい10-15年で検討、少なくとも15-20年ほどでの実施が賢明です。最近は新築でトタン屋根を採用することはまれで、リフォームにはガルバリウム鋼板への交換が主流です。
アスファルトシングル

アスファルトシングルは、洋風家屋を中心に日本でも採用が増えています。
塗装は10年程度で行うのが理想ですが、油性塗料は使用できません。アスファルトシングル専用の水性塗料での施工になります。塗装によるメンテナンスは低コストで済ませることができます。
カバー工法は20-30年がリフォームに適切な時期です。経年で風に弱くなるため、アスファルトシングルは築30年近くになると部分的な剥がれが目立ち始めます。
葺き替えは30〜35年適切な時期で、特に野地板の腐食が見られる場合は早急に対応された方が良いでしょう。
ただ、製品は改良が進んでいるため、古い製品からの交換で耐久性の向上も期待できるようになりました。
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