見沼区にて屋根材アルマを使用した屋根カバー工事を行いました
2024.02.02 (Fri)
さいたま市見沼区 N様邸 施工データ
工事内容 | 屋根カバー工法 |
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施工日数 | 約1週間 |
工事金額 | 約106万円 |
メーカー・商品 | アルマ |
お客様のご要望
こんにちは。
埼玉県さいたま市見沼区のヤネザルでございます。
今回はさいたま市見沼区にて屋根カバー工事を行いましたのでご紹介します。
大切なお客様のメンテナンスをヤネザルにお任せ下さり誠にありがとうございました。
ヤネザルでは、ご相談、お見積り、診断は無料で実施いたしておりますので、お気軽にお問合せください。
担当者より
お客様と日程を調整し、現地調査にお伺いしました。
ご説明、お見積りをしっかり精査いただけます。ご納得いただいてから、ご依頼ください。
さいたま市見沼区現地調査
屋根
屋根では、経年劣化による全体的な色褪せが見られました。
変色は単に見た目が悪くなってしまうだけでなく、屋根塗膜自体が傷んでいるサインの一つです。
放っておくとさらに別の症状が出てきて、傷みが進行してしまいます。
屋根の塗装を行わずに放置していると、屋根材が劣化するだけでなく家自体の劣化にもつながってしまいます。
屋根は外壁よりも直接的に雨の影響を受けやすいため、定期的なメンテナンスが必須になってきます。
こちらの写真は屋根を引きで撮影した屋根の全体的な写真です。
艶や光沢はほとんどないことが見た目でわかります。
棟板金の継ぎ目には黒ずんでいる汚れが見られました。
こちらはコーキングの経年劣化で、棟板金にも移り、サビ汚れになってしまっていることがわかります。
サビの劣化が進行すると、板金自体に穴が開くなどの破損、または固定部分の劣化も同様に進行する為、突風により板金が飛ばされるケースもございます。
屋根材、棟板金共にかなりの劣化が見られたので、今回はお客様と相談して屋根カバー工事を行うことになりました。
外壁
外壁では目立った汚れもなかったため、今回は屋根の施工のみに決定いたしました。
さいたま市見沼区施工内容
足場仮設
まず施工をするにあたって作業の基礎となる足場を組み立てます。
その後、全体的に養生ネットを取り付けます。
養生ネットは施工中にボルトや工具などが落下した際、大きな事故になることを防ぐ役割があります。
新規棟板金設置
バイオ高圧洗浄の前に、貫板が腐敗してしまい、雨漏りしている部分の板金をまず先に新しいものに変え、洗浄の際に漏れてくるのを防ぎます。
・棟板金撤去、貫板撤去
既存の棟板金を撤去しました。
その後、棟板金の下にある貫板を撤去しました。
・下地補修
貫板の下の屋根材にひび割れがあったため、コーキング材でひび割れを補強しました。
ひび割れに沿ってコーキングを充填し、平らになるように伸ばしていきます。
・新規貫板、棟板金設置
下地補修が終わったら、棟板金を設置する前に棟下地とも呼ばれる貫板を設置しました。
今回貫板として使用しているのは樹脂製のものとなります。
貫板を設置した後、上から棟板金を被せてステンレスのビスを使って固定します。
特に棟板金は風の影響を受けやすいので、台風などの強風時に飛んでいかないようにしっかりと留めました。
棟板金の接合部にはさらにコーキング材を打ち込み、雨水が侵入しないようにしました。
バイオ高圧洗浄
有機系のカビやコケなどの汚れに効果を発揮するバイオ洗浄剤を希釈攪拌した水を散布します。
長年蓄積した汚れを根こそぎ浮かび上がらせ、塗装に最適な状態にします。
【屋根】
大屋根 屋根カバー工事
いよいよ屋根カバー工事の工程に移ります。
既存の屋根を撤去せずに軽量な屋根材を上に乗せるカバー工法にて重ね葺き工事(屋根カバー工法)を行いました。
大がかりな葺き替えと比較すると、人件費や材料の処分費用を抑えることができます。
※カバー工法について詳しくお知りになりたい方はこちらをご覧ください。
・貫板、棟板金、雪止め撤去
新しい屋根を施工する際に障害となるので、既存の貫板・棟板金を撤去しました。
先ほどバイオ高圧洗浄の前に設置した、新規棟板金・貫板も一緒に取り外しします。
既存の雪止めも撤去いたします。
・防水シート設置
既存の屋根の上に防水シートを設置します。
軒先(下)から棟(上)に向かって貼り付けていきます。
前後に10cm程度重ねることで、屋根材の下に雨水入り込んでも屋内への侵入が防げるようになっています。
・水切り板金の設置
各部に水切り板金を設置します。
屋根を長持ちさせるために、それぞれ重要な部材になります。
水切がきちんと設置されていないと、流れ着いた水が屋根内部に侵入し、雨漏りの原因になったり、屋根材や軒の腐食につながる恐れがあります。
ケラバ板金も取り付けました。
・屋根材の設置
ここで新規屋根材が登場します。
使用した屋根材はニチハ株式会社から販売されている「アルマ」、カラーはグリーンです。
軽量ですが、耐風圧性・耐水性が高く、衝撃に強いという特徴を持っています。
また、アルマは大型の特殊工具を必要とせず金ばさみやカッターナイフで裁断できるため、屋根上での加工もしやすく施工性に優れています。
・新規貫板、棟板金の設置
棟の部分には先ほどと同じく樹脂製の貫板を使用しました。
通常木材の貫板を設置しますが、樹脂であるため万が一、棟内部に浸水が起きても腐食しないといったメリットがあります。
その貫板の上から棟板金を設置します。
棟板金と継ぎ目にコーキング施工をいたします。
以上で屋根のカバー工事は完了です。
下屋 屋根カバー工事
下屋にも大屋根と同じようにカバー工事を施工しました。
今回の記事と似た工事
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
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