屋根塗装とは
皆さん、こんにちは！
さいたま市見沼区膝子の交差点にある、屋根リフォーム・雨漏り・防水専門店のヤネザルです。
今回は、スレート屋根の屋根塗装についてお伝えしていきます。
目次
1.屋根塗装とは
2.屋根塗装をするタイミング
3.屋根塗装のメリットデメリット
4.屋根塗装の施工手順
5.屋根塗装にかかる費用
6.まとめ
1.屋根塗装とは
屋根材を塗装することで、屋根表面の塗膜を作り防水性を回復させることが目的です。
早めに塗装しておくことで、屋根材の寿命を延ばすことができるので、コケやカビが発生する前に塗り替えることをおすすめします。
防水性が無ければ屋根材が
雨水を吸水 ➡ 膨張。
乾燥 ➡ 収縮。
これを繰り返すことによって、変形・ひび割れ・欠けなどが生じてしまいます。
また、凍害が起こりる心配があります。積雪がある地域でなくとも、霜や氷が張る程度の地域でも起こります。
屋根材が吸水した水が凍ることにより体積が増え、屋根材を破壊してしまう現象です。
屋根表面の防水性を高めるために塗装はとても大切なメンテナンスのひとつです。
2.屋根塗装をするタイミング
おおよそ新築から7年～10年程が目安です。
屋根材の劣化は以下の順で起こってきます。
①紫外線や雨風の影響を受け、表面の塗膜が剥がれてきます。
②コケ・カビが発生します。
③屋根材の割れ・欠けが発生します。
ここまでの劣化が屋根全体に及んでくると、雨水が内部へ入りやすくなってしまい、雨漏りの心配が出てきます。
3.屋根塗装のメリット・デメリット
≪メリット≫
・費用が安い
・工期が短い
屋根カバー工法や葺き替え工法に比べると工期が短くコストも抑えられるメンテナンス方法です。
≪デメリット≫
・次のメンテナンスまでの期間が長くない
次のメンテンナンスはおおよそ10年前後です。屋根カバーや葺き替え工法では20年～30年程持つと言われるものもあります。
4.屋根塗装の施工手順
①塗装する部分を綺麗に洗浄し、十分に乾燥させる。
②下塗り塗料をしっかり塗ることで、上塗り塗料との密着を高める。
③タスペーサー設置（縁切り）
③中塗りと上塗りの、計3回塗りで仕上げる。
ほとんどの屋根には通気のため、隙間を設けてあります。この隙間は、水蒸気や屋根材の下に入り込んだ雨水を排出するためのものです。塗装することによりその隙間が塞がってしまわないよう隙間を設ける『縁切り』という工程があり、ここでタスペーサーを使用します。タスペーサーは、ポリカーボネート素材でできており、丈夫で劣化しにくいのが特徴です。
5.屋根塗装にかかる費用
30坪前後のお家で屋根塗装を行った場合のおおよその費用は、足場代も含めおおよそ40～80万程かかります。
塗料の種類は様々あり、安い方から順に以下のようになります。
・ウレタン 1,700～2,500円/㎡
・シリコン 2,300～3,500円/㎡
・フッ素 3,500～4,800円/㎡
・無機 4,300～5,500円/㎡
ハイグレードな塗料になるほど費用は高くなります。
6.まとめ
いかがでしたか。
屋根塗装を検討中の方の参考になれば幸いです。
家の大きさにもよりますが、足場代はおおよそ15万～20万程かかります。
屋根塗装の際は、同時に雨樋の塗装など、できるメンテナンスもしておくことで、足場代のコストを抑えることができるのでおすすめです。
また、屋根塗装といっても全ての屋根に塗装できるわけではありません。築年数が30年を超えた家や、ノンアスベスト化された初期のスレート屋根材、『パミール』や『レサス』などは強度不足により、割れ・剥がれ・反りが生じやすく、塗装ができません。
屋根は高い位置にあり、ご自身で確認することは大変危険です。
そろそろ気になるな～。と思われた方は、お気軽にご相談下さい。ヤネザルでは、ドローンを使用した屋根の点検も行っております。
屋根の点検、お見積りは無料にて行っておりますので、お問合せお待ちしております。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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屋根リフォーム・雨漏り・防水専門店 ヤネザル
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