さいたま市見沼区にて 差し掛け屋根の屋根カバー工法リフォームと外壁の目地打ち替えを行いました
2022.06.15 (Wed)
さいたま市見沼区 施工データ
工事内容 | 屋根カバー工法・外壁目地打ち替え |
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施工日数 | 12日間 |
工事金額 | 159万円 |
メーカー・商品 | 屋根材:アイジー工業/スーパーガルテクト 外壁目地:オート化学工業/オートンイクシード |
お客様のご要望
・そろそろ屋根の劣化が気になるので、見て欲しい。
・外壁の目地の打ち替えをして欲しい。
・近隣には高級車が多いので、全ての車にカバーをかけて作業をして欲しい。
担当者より
今回施工させていただいたお客様は
以前、施工させていただいたお客様からのご紹介でした。
屋根は全体的に白っぽく色褪せており、苔・カビの発生が確認できました。
このままにしておくと、ひび割れなど劣化が進行することが予想されますので、今回屋根カバー工事をご提案させていただきました。
また、外壁材と外壁材の間の目地部分(コーキング材)も経年とともに劣化が目立ってきており、この機会に打ち替え工事を行うことで、ご満足いただくことができました。
施工前、施工後写真
工事写真レポート
施工前の様子
ドローンを飛ばし、屋根を様々な角度から調査させていただきました。
屋根全体が白っぽく色褪せており、防水機能の低下がみられました。- 防水機能が低下した屋根材には、苔やカビの発生が確認できました。苔が生えることによって、屋根は常に水分を含んだ状態となりますので、屋根材自体が脆くなってしまいます。
バイオ高圧洗浄
屋根に発生していた苔・カビの汚れに効く『バイオ洗浄剤』を混ぜ、高圧洗浄を行うことで根元から取り除くことができ、再発を抑えることもできるとても優れた洗浄剤です。高圧洗浄
バイオ高圧洗浄のあとは、通常の高圧洗浄を行い、綺麗に洗い流します。
その後、十分に乾燥させたら、次の工程へと進みます。外壁 目地打ち替え
経年とともに劣化が見られた外壁、目地の打ち替えも行いました。
ヤネザルでは、『オートンイクシード』という耐久性にとても優れたコーキング材を使用して打ち替え工事を行っております。- 経年とともに、固くなり痩せてくるもので、劣化が進むとひび割れや剥がれが起きてしまい、そこから雨水が侵入を繰り返すことで、躯体部を傷める原因となってしまいます。外壁のリフォームは、塗装も大切ですが、この目地部分のコーキングもとても重要です。
棟板金撤去
ここからは、屋根カバー工事、施工の様子です。
まずは、棟板金を撤去します。
板金部分を外すと、中に木材(貫板)が出てきます。- この貫板も撤去します。
葺き替え工事ですと、屋根材すべての撤去が必要になりますが、カバー工事だと、この棟の部分と雪止めくらいしか撤去するものがないため、費用を抑えることができます。 ルーフィング設置
まずは、既存の屋根の上からルーフィング(防水シート)を設置します。
屋根材の下に、雨水が入り込んだ際、このルーフィングが屋根内部への侵入を防いでくれます。- ルーフィングにも種類は様々あります。
ヤネザルでは、店舗にて実物を展示しておりますので、ぜひ一度、手に触れてご覧になってみて下さい。 水切り設置
ケラバに水切りを設置します。
流れて来る雨水や、横から吹き付ける雨などから屋根材を守ってくれます。- 軒先水切りを設置します。
こちらも上部から流れてくる雨水で屋根材を傷めないよう守ってくれる役割があります。 屋根材設置
軒先から順に、屋根材を設置していきます。
今回使用した屋根材は、『スーパーガルテクト』、お色は『シェイドブルー』です。
金属の屋根材で軽量なため、このようなカバー工事にはとても適しています。- また断熱材も一体となっているため、遮熱性や断熱性にも優れ、表面はアルミニウムと亜鉛でメッキされた『ガルバリウム鋼板』が使用されているため、サビや穴あきにも強く、海の側でも安心してご使用いただくことができます。
屋根材を設置しながら、雪止めも同時に設置しました。 屋根材設置完了
屋根全体に屋根材を敷き詰め、見た目が綺麗になり、機能的にもアップすることができました。棟設置
屋根の登頂部分に棟を設置するため、まずは貫板(木材)を取付ます。- 貫板を板金で覆い、ビスで固定していきます。
- 棟板金の施工が完了です。
継手コーキング
仕上げに、板金した箇所の継手部分を丁寧に板金し、隙間を埋めておくことで、雨水の侵入を防ぎます。- 細部まで丁寧な作業が必要です。
- 継手のコーキングが完了です。
施工完了
これで屋根カバー工法による工事は終わりとなります。
屋根材、スーパーガルバリウムの設置で、強くて、快適で、美しい屋根にリフォームすることができました。