さいたま市見沼区にて、屋根・外壁塗装工事を行いました。
2022.09.17 (Sat)
さいたま市見沼区 施工データ
工事内容 | 屋根・外壁塗装工事 |
---|---|
施工日数 | 14日間 |
工事金額 | 130万円 |
お客様のご要望
屋根が一部破損しているようなので見て欲しいとのご依頼がありました。
担当者より
こんにちは。
埼玉県さいたま市見沼区の屋根リフォーム専門店のヤネザルです。
今回はさいたま市見沼区にて屋根・外壁塗装を行いましたのでご紹介します。
大切なご自宅のメンテナンスを弊社ヤネザルにお手伝いさせていただきありがとうございました。
さいたま市見沼区 現地調査
今回は、さいたま市見沼区にお住いの方が、ショールームにご来店されました。
ご相談内容は、屋根の一部が破損しているというものでした。
早速、お客様のご自宅にお伺いし、ドローンにて屋根の状態を確認しました。
屋根の劣化状態は、具体的に以下のようなポイントで判断できます。
- 屋根材の色あせ
- カビ、コケの発生
- 板金のサビ
- 屋根材の割れ、欠け
上から順番に、劣化が進んでいる状態を示しています。
弊社は屋根点検時、屋根の形状や高さによりドローンでの点検も行い、効率よく作業を行っています。
ドローンで見てみると、屋根1枚破損が見受けられました。また、色あせもしており劣化の状態が見てわかります。
また、雪止め金具もサビており、これも雨漏りの原因になります。
スレート屋根は、塗装によって防水層を形成し、耐久性を高めています。スレート屋根の色あせにより、屋根材の塗装が剥がれてしまっていることがわかります。
防水効果がなくなると、カビやコケが発生し、急激に屋根材の劣化が進みます。特にコケはスレート瓦に根を張ることで、ひび割れなどを促進します。
そのため、寿命を保つには、コケやカビが発生する前に対処することが重要です。
塗装でコケなどの発生を抑制できるため、色あせが発生したタイミングで対処することがおすすめです。色あせは塗装が剥がれ始めたサインなので、見つけたらまずはすぐに点検を行いましょう。
・外壁
外壁はサイディングとタイルが使われているご自宅です。
壁の一部に苔の発生が見られました。
コケによって外壁塗装への侵食が進めば防水性や耐候性といった機能も失われ、外壁を守ることができなくなります。それによって外壁材の耐久性や耐水性も劣り、雨もりなどを引き起こす遠因となることも。
たかがコケと軽く考えていると外壁材の寿命が縮み、本来の耐用年数より早く張り替えが必要になるかもしれません。
また、コーキングの劣化や一部取れている箇所もありました。
仮に外壁のひび割れたコーキングを補修せずに放置すると、どうなるかというと…
コーキングの状態は悪くなる一方です。
そして、外壁のコーキングのひび割れ箇所からは雨水が浸入し続けるため、少しずつ外壁材にも雨水が浸み込むようになります。雨水の浸み込んだ外壁材は腐食が進むなどして、早々にダメになる可能性があります。
さらに、外壁のコーキングのひび割れ箇所から浸入した雨水が家の内部にまで入り込むようになると、カビやシロアリ、雨漏りなどを発生させてしまうリスクも。
カビやシロアリ、雨漏りなどによって家の躯体に甚大なダメージが及ぶようなことになれば、家は耐久性を維持できず、早々に寿命を迎えてしまうことも十分に考えられるのです。
こうした事態を防ぐためには、外壁のコーキングのひび割れは早々に補修をして、雨水を外壁材や家の内部に浸入させないことが重要なのです。
以上の現地調査の結果を踏まえて、屋根外壁塗装のご依頼をいただきました。
さいたま市見沼区 施工内容
屋根補修工事
一部屋根材が欠けていましたので、補修工事から行いました。
バイオ高圧洗浄
普通の水洗いによる洗浄は、表面上の汚れしか落ちません。洗浄直後はきれいになったように見えますが、実は根っこの部分が取れておらず、せっかく高級な塗装をしても、下地処理が不十分では、密着が悪く数年で剥離を起こしたり、塗装した塗料を栄養素にしてカビが塗装前の数倍の量に繁殖することがあります。バイオ高圧洗浄をすることで通常の高圧洗浄では落としきれないカビやコケ、藻など壁面の汚れを徹底的に洗い流します。
屋根 塗装
◎下準備
まずは下準備として板金の釘を打ち直し、コーキングで固定しました。
釘浮きを放置することで、釘の隙間から雨水が侵入し家の中に浸み込み雨漏りの原因となります。耐久性を高めるために補修を行います。
◎下塗り
一般的には、屋根を保護するための「下塗り」をしたあと、塗料を重ね塗りする、「中塗り・上塗り(上塗り2回と言う場合もある)」で合計3回の作業が必要です。
下塗り
外壁塗装の土台部分にあたる下塗りは、非常に重要な塗装工程です。
・外壁塗装をキレイに仕上げる
・外壁塗装の耐久性を担保する
そのためには、下塗りが必須です。
タスペーサー挿入
タスペーサーとはスレート瓦(コロニアルやカラーベスト)を塗り替える際に使用される道具で、タスペーサーが水の通り道を作り、雨を適切に流すことによって、スレート瓦を塗り替える上での問題点である、”雨漏りのリスク”を格段に抑えます。
タスペーサーを設置しなければ綺麗な塗装ができたとしても雨漏りのリスクがグッと高くなってしまうのです。
従来の縁切りは塗装後、1日から3日後におこなうため、塗料が完全に乾いていない場合があり、せっかく剥がした屋根材がまた密着してしまう可能性があるのです。
タスペーサーなら塗料の再密着の心配がなく、確実に屋根材同士を離すことができます。
◎中塗り
外壁塗装を美しく仕上げるためには、中塗りが絶対に必要です。
・外観の美しさを保つ
・家を守る
・防汚性・防水性・遮熱性など(※備えている機能性は塗料によって異なります)
といった塗料の性能を耐久年数の間しっかり持続させるためには、中塗りの塗装が必須です。
◎上塗り
外壁塗装を美しく仕上げるためには、上塗りを均一に平滑に美しく塗装することが絶対条件です。
もちろん、外壁塗装を美しく仕上げるためには下塗り⇒中塗りでしっかり土台をつくることも重要ですが、それ以上に、上塗りが見た目の美しさを大きく左右します。
外壁塗装
①コーキング
続いて、外壁塗装の施工に取り掛かりました。まずはコーキングからです。
外壁塗装工事などでコーキング補修をするときは、基本的には「打ち替え」がおすすめです。
古いコーキング材を撤去して中身を新品にするため、耐久性も良くなるからです。
外壁の目地の隙間をしっかり埋めて、防水性や柔軟性を確保できます。
⇒
塗装
次に、外壁塗装も屋根塗装と同様の工程で行います。
下塗り
外壁はサイディングとタイルでできたご自宅です。
タイルの外壁にはメンテナンスは不要と耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。タイルそのものは無機質なため、ほとんど劣化することがありません。
ただ、建ててからしばらく経つと、色褪せや汚れ等、見た目が気になってくる方もいらっしゃるかと思います。
こういった見た目を保つためのメンテナンスは塗装で行う事が出来ます。
中塗り
上塗り
艶が出て、外観も綺麗になりました。
その他 付帯部の塗装
付帯部の塗装とは、住宅まわりの付属設備の塗装です。
雨樋など高所にある設備も足場を組んだこの機会に塗装することで、劣化の予防や外観の印象を良くする効果があります。
・ケレン
ケレンとは、主に鉄部をヤスリで擦り、汚れやサビを落とし塗料の付着をよくする作業です。鉄部は塗料の付着が悪いので、ケレンが不十分なまま塗装をすると、塗装後2~3年で剥がれてくることがあるので注意が必要です。
・破風
破風(はふ)は屋根と外壁の境界部分です。
・雨樋
・庇
庇は雨除け・風よけとして使用されていますが、汚れやゴミが溜まりやすいため塗装して劣化を予防します。
・ベランダ
施工を終えて
以上でご紹介は終わりとなります。
屋根の補修も完了し、外観もとても綺麗な外壁となりました。
大事なご自宅を長く持たせるにはこういったメンテナンスが非常に重要です。
こちらをご覧いただいている皆様も、ぜひ屋根・外壁塗装をご検討され、見積りを一度取られてみてはいかがでしょうか。