さいたま市見沼区にて屋上のシート防水工事を行いました
2022.09.29 (Thu)
さいたま市見沼区 T様邸 施工データ
工事内容 | 屋上防水工事(シート防水) |
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築年数 | 築32年 |
施工日数 | 22日間 |
工事金額 | 160万円(屋上荷下ろし含む) |
お客様のご要望
雨漏りしているので見て欲しい。
担当者より
お問合せを受け、調査へ伺ったところ、サッシ部分から雨漏りしている様子が分かりました。
屋根の防水機能が低下し、雨漏りしたようです。
こちらのお宅は、陸屋根です。
陸屋根とは傾斜のない平坦な屋根のことで、平屋根とも言います。
構造によっては足場を必要とせず防水工事を行えるため、足場代を節約することができます。
陸屋根は屋根が平坦なため雨水が溜まりやすく、防水工事をしっかりとしておかないと雨漏りが起こります。今回は、塗装での防水工事よりも耐用年数が見込める『シート防水』にて工事を行いました。また、屋根の上には沢山の荷物を保管されていましたので、昇降機を使用し荷下ろしも行いましたので、その様子をご紹介します。
工事写真レポート
施工前の様子
屋上には保管されていた荷物が沢山ありました。荷下ろし
屋上にあった物は、昇降機を使い地上へと下ろしました。- 不要な物は処分しました。
荷下ろし後
屋上の荷物の撤去後の様子です。- 防水機能が低下しており、色味はまだらになっています。
笠木取り外し
防水工事を行う為、笠木部分を一旦、取り外した状態です。ドレン撤去
雨水を排水するためのドレンを撤去しました。シート防水撤去
以前施工されていた、立ち上がり部分のシート防水を撤去しました。- 立ち上がり部分のシート防水を撤去した様子です。
ディスク盤 取付け
絶縁シート(緑色)の上からディスク盤を取付けます。
機械的固定工法といい、ディスク盤を使用して防水シートを固定する工法です。- ディスク盤取付後の様子です。
改修用ドレン設置
改修用ドレンを取り付けた様子です。- 離れた箇所にも設置しました。
シート防水設置
床面に塩ビシートを設置しました。- 改修用ドレンのところは穴が塞がらないよう丁寧な施工が必要です。
カチオン下地 塗布
カチオン樹脂モルタルを塗布し表面を整え、しっかりとした下地を作ります。脱気筒 取付
取付ける箇所に目印を付けます。- ドリル等で穴を開け取り付けていきます。
- 脱気筒取付完了です。
脱気筒には内部の湿気を逃す大切な役割があります。 シート防水設置
立ち上がり部分にシート防水を貼り付けました。- シート防水の端末部分にコーキング材を打ち込み整えます。
ウレタン塗膜防水
金物付近の防水には、ウレタン塗膜防水を行いました。- ハッチ部分も金物部同様にウレタン塗膜防水を行いました。
ディスク盤機械加熱
先ほど固定していたディスク盤を次は、塩ビシートの上から加熱しながら固定していきます。シートジョイント
防水シートの継手部分をコーキングし隙間の内容仕上げました。- 脱気筒のまわりは密着性を高めるため補強用シートを用いて、コーキングしました。
笠木継手コーキング
笠木の継手部分から雨水が侵入しないようコーキングにて整えました。屋上シート防水 完了
工事完了です。