屋根カバー工法と超低汚染リファインによる外壁塗装工事を施工しました
2024.05.15 (Wed)
BEFORE
AFTER東京都 S様邸 施工データ
| 工事内容 | 屋根カバー外壁塗装工事 |
|---|---|
| 施工日数 | 20日間 |
| 工事金額 | 約160万円 |
| メーカー・商品 | 屋根カバー材：レクトルーフ（ブラウン）マックス建材 外壁塗装：下塗り/エピテックフィラー・中・上塗り/リファイン1000Si-IR/9021・オパールグリーン（アステックペイント） 軒天・破風塗料：リファイン1000Si-IR/9021・オパールグリーン（アステックペイント） |
お客様のご要望
屋根外壁工事を検討中、との事でご相談いただきました。
ヤネザルでは、ご相談、お見積り、診断は無料で実施 いたしております。
しっかりご納得いただいてから、ご検討ください。
担当者より
今回は練馬区にて行った屋根カバー・外壁塗装工事の事例をご紹介します。
お客様と日程を調整し、現地調査にお伺いしました。
現地調査
屋根調査ドローン画像
スレートにコケ藻が見受けられます。
年数を経て防水効果が落ちてしまい水を含むようになると水を含んで膨張と、乾いて収縮を繰り返し少しずつひび割れが生じてきます。
放っておくと脆くなり、隙間ができ台風や地震により被害が拡大する可能性があります。
外壁調査
外壁には、ヒビ、カビ、黒ずみが見受けられます。
外壁カビが発生していると、外壁を劣化させてしまう可能性があり、見つけたら早めに洗浄し取り除く必要があります。外壁接合部分に隙間が発生し、クラックからも雨水や湿気が入り込み内部の劣化をさらに進めてしまいます。早目の塗り替えや補修が必要です。劣化の程度が軽ければ、再塗装で十分です、経済的にも少ない負担で済みます。
劣化が内部に及び、付着力の低下が起きている場合は、全面修繕が必要になり、経済的負担も大きくなってしまいます。
竪樋に塗料褐色が進んでいます。放っておくと脆くなり、破損の要因になってしまいます。
以上で、現地調査は終了です。
施工内容
診断の結果
屋根カバー外壁塗装・付帯部塗装・ベランダトップコート・バイオ高圧洗浄。
以上の施工をご依頼いただきました。
それでは、工事レポートをご覧ください。
工事写真レポート
足場設置
足場の仮設工事では、飛散防止ネットを設置します。防犯カメラ・ライトを設置しています、施工中も安心です。
バイオ高圧洗浄
バイオ高圧洗浄で使用している洗浄剤ガイソーパワークリーナーは、通常の高圧洗浄では落としきれない0.001mm以下の隙間に潜んでいるカビやコケなど壁面の汚れを徹底的に洗い流します。洗浄力が有りながら、環境への影響は少ない洗剤です。洗浄面均等に洗剤を散布しますが、汚れに応じて洗剤の希釈割合を変えています。洗剤散布後５分から１０分反応させてから清水で洗い流します。洗い残しの無いように高圧洗浄機で念入りに洗い流します。
屋根から開始、外壁、外構と洗浄していきます。
屋根塗装時の下地処理：スレート系屋根材の場合、カビやコケの根が奥まで浸食していることが多く、根からきちんと汚れを浮かせて洗い落とします。スレート系の屋根塗装時には必須です。
外壁塗装時の下地処理：カビやコケなどの汚れは塗装前に徹底的に落とす必要があります。どんな高性能塗料を使っても下地に汚れが残っていてはカビやコケなどの再発生につながります。
屋根材撤去
既存の屋根棟板金・貫板を撤去しました。
ルーフィングシート設置
下地として防水加工されたシートを施工しました。屋根材の隙間から入り込んだ雨水が内部まで入り込むのを予防します。
今回使用したルーフィングは、セルフカバー（田島ルーフィング株式会社）合成繊維不織布を使用しているため、既存スレート屋根の段差などで破れる心配がありません。
改質アスファルトを使用しており、強度・寸法安定性・釘穴シーリング性に優れています
水切り板金設置
水切り板金とは屋根材への浸水を防ぎ、雨水を軒樋に流す役割があります。
屋根材設置
軒先から屋根材を設置していきます。
棟板金設置
寄棟に沿って貫板を設置、棟板金を被せていきます。
屋根カバー施工完了
屋根材：マックス建材のレクトルーフは表面を、フッ素含有率50％以上のフッ素で塗装されています。自然対流による通気構造です。断冷熱効率・結露防止効果に優れており、台風などの強風にも耐え耐久性に優れた建材です。色はブラックとブラウンからお選びいただけます。
プライマー塗布
新しく打ち込むコーキング材をしっかりと吸着させるために使う接着剤の役割を持つものとなっております。
コーキング打設
防水機能のあるコーキングを打ち増しする工程です。打った後サイディングとの間に空洞ができないよ
うしっかりヘラで押さえています。
外壁/下塗り
下塗り材を塗布する工程です。下塗り材には、下地調整や上塗り材との密着を良くする役割があります。使用塗料：水性SDサーフエポプレミアム
外壁/中・上塗り・施工完了
パストグリーンの綺麗な外壁に仕上がりました。
使用塗料：リファイン1000Si-IR/9016パストグリーン（アステックペイント）
アステックペイントの超低汚染リファインシリーズは、他社塗料と屋外暴露雨筋試験/１年経過後比較しても美しさを維持しています。
カーボンブラックを使った過酷な試験でも、圧倒的に汚れにくさを実証しました。
一般塗料である白色顔料「酸化チタン」は、紫外線の影響を受けるたびに塗料樹脂の劣化因子「ラジカル」が発生、周囲の樹脂を破壊し劣化させてしまいます。
超低汚染リファインMF-IRはこのラジカルによる樹脂の劣化を抑えるシールド層を含んでいます。高耐候型白色顔料の使用により劣化の進行を抑えることが可能になりました。
以上で、ご紹介は終わりです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ヤネザルでは、塗料・屋根材・雨樋など実物を展示しています。
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