施工事例WORKS

さいたま市見沼区現地調査の様子

【屋根調査】

屋根の色褪せ、カビやコケの発生が見受けられます。カビ・コケ・藻などは塗膜の劣化により屋根塗料の防水効果が低下してしまい水切れが悪くなり発生してしまう場合もあります。このままの状態ですと屋根全体にまでカビやコケが繁殖してしまいます。さらに屋根材の劣化も促進させてしまうため、ビビ割れや破損の原因になってしまいます。ヒビ割れや破損をしてしまうと隙間から雨水が侵入し雨漏りや屋根基材の腐食原因になり大規模な修繕工事が必要になってしまいますので、早めのメンテナンスがオススメです。

【屋根調査/釘浮き】

屋根材を止めている釘の浮きが見受けられます。このままの状態ですと隙間から雨水が侵入して雨漏りの原因になってしまいます。しっかり固定されていない状態のままでは台風などにより屋根材が飛ばされてしまう危険性もあります。屋根の釘は様々な環境下によって７年～８年で少しずつ緩んできてしまうといわれております。地震の多い日本では地震の揺れも釘浮きの要因になってしまいます。建物全体が揺れると同じく棟板金も揺れます。そうして釘の緩みが発生して釘浮きの原因に繋がってしまいます。屋根内部の劣化を防ぐためにも釘の打ち直しなどメンテナンスがオススメです。

【屋根調査/棟板金の破損】

屋根の棟板金部分の破損が見受けられます。このままの状態では雨水が侵入してしまい雨漏り・基材の腐食原因になってしまいます。台風などで屋根材が飛んでいく危険性もあります。早めの修繕が必要になります。

さいたま市見沼区にて屋根施工の様子

足場設置

足場設置を行います。バイオ高圧洗浄時の水しぶきや塗料の飛散を防止するため、飛散防止ネットを設置します。

バイオ高圧洗浄

屋根の洗浄を行っていきます。バイオ高圧洗浄で使用している洗浄剤ガイソーパワークリーナーは、通常の高圧洗浄では落としきれない0.001mm以下の隙間に潜んでいるカビやコケなど壁面の汚れを徹底的に洗い流します。コケやカビなど綺麗に洗浄することにより塗料を均一に密着させることができます。密着性も向上し、塗料の耐久性の長持ちにも繋がります。

釘の打ち直し

棟板金部分の浮いてしまっていた釘の打ち直しを行っていきます。

釘頭をコーキングして防水補強を行います。隙間からの雨水などの侵入を予防し補強しました。

屋根/棟板修繕工事

貫板設置

破損していた棟板金を撤去後、新しい貫板を設置していきます。貫板は棟板金を固定させるための下地材です。劣化のしにくい樹脂製の貫板を使用することで耐用年数の長持ちにも繋がります。

　　　　接合部防水補強

接合部の防水補強を行っていきます。接合部をコーキングし、隙間からの浸水を予防し補強しました。

棟板金設置

　　　棟板金接合部防水補強

棟板金を設置していきます。接合部をコーキングし、隙間からの浸水を予防し補強しました。つなぎ目をしっかりコーキングし補強することによって屋根の防水効果・耐久性も向上します。

屋根塗装/下塗り・中塗り・上塗り

屋根塗装を行っていきます。屋根塗装は下塗り・中塗り・上塗りとしっかり塗料がのるまで最低でも３回塗装を行います。

今回使用する塗料はマイルドシーラEPO・プレミアムルーフIS【エスケー化研株式会社】

塗料の特徴：耐候性・耐久性・防カビ・防藻性に優れた塗料です。

【屋根塗装/下塗り】

屋根の下塗りを行っていきます。下塗材は下地調整や上塗り材との密着を良くする接着剤のような役割や屋根にヒビ割れや破損部があると塗料を吸収してしまうので、上塗り材の吸収をおさえる役割などもあります。下塗りをしないと少し経つと塗料が剥がれてしまうリスクも高まってしまいます。上塗り材は耐久性・防カビ性などの機能を持っていますが、密着性に欠けるため下塗りは大切な工程です。

塗料：マイルドシーラEPO/エスケー化研(株)

【屋根塗装/中塗り】

屋根の中塗りを行っていきます。中塗りをすることにより塗料の塗りムラを防ぐと共にしっかり塗膜の厚みを確保し下地の保護をしてくれます。塗料の耐久性も向上し綺麗な仕上がりにも繋がります。

塗料：プレミアムルーフIS　RC-112マルーン/エスケー化研(株)

【屋根塗装/上塗り】

屋根の上塗りを行っていきます。上塗りをすることにより艶と塗料の性能もより向上します。今回使用したプレミアムルーフSIは無機顔料表面を高緻密ダブルシールド層でガードすることにより、ラジカル（劣化因子）の発生を制御します。ラジカルコントロール技術により、紫外線・水・熱等の劣化要因から屋根を保護し優れた耐久性を発揮してくれます。防カビ・防藻性にも優れているので、カビや藻等の微生物汚染に対して強い抵抗性を示し長期的に衛生的な環境を維持してくれます。

塗料；プレミアムルーフIS　RC-112マルーン/エスケー化研(株)

施工を終えて

今回は無機塗料を用いた屋根塗装、棟板金の修繕を行いました。

今回使用したプレミアムルーフSI【エスケー化研(株)】は無機顔料表面を高緻密ダブルシールド層でガードすることにより、ラジカル（劣化因子）の発生を制御します。ラジカルコントロール技術により、紫外線・水・熱等の劣化要因から屋根を保護し優れた耐久性を発揮してくれます。防カビ・防藻性にも優れているので、カビや藻等の微生物汚染に対して強い抵抗性を示し長期的に衛生的な環境を維持してくれます。

屋根は普段見えにくいところだと思いますが、紫外線や雨風などの過酷な環境下にさらされているため定期的な点検・メンテナンスがオススメです！

最後までご覧いただきありがとうございました。

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