蓮田市にて屋根カバー工法と無機ハイブリット塗料を用いた外壁塗装工事を行いました
2024.08.09 (Fri)
蓮田市 施工データ
工事内容 | 屋根カバー工法/外壁塗装 |
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工事金額 | 約228万 |
メーカー・商品 | 【屋根材】シルキーG2/福泉工業株式会社 【外壁塗料】無機ハイブリッドチタンガードIR/ペイントラインジャパン株式会社 |
担当者より
ヤネザルのHPをご覧いただきありがとうございます!
今回は、蓮田市にて行った屋根カバー工法と外壁塗装工事の事例をご紹介します!
屋根材はスレート、外壁材はサイディングのお宅です。
蓮田市にて現地調査の結果
屋根調査
屋根材ヒビ割れ
屋根のヒビ割れが見受けられます。経年劣化・飛来物などが原因でヒビ割れが発生してしまうことがありますがこのままの状態にしてしまうとヒビ割れ部分から雨水が侵入してしまい、雨漏りや屋根材の腐食原因になってしまいます。一般的にスレート屋根の寿命は20年前後と言われていますので、定期的な点検とメンテナンスがオススメです。
釘浮き
屋根の釘浮きが見受けられます。鉄の釘を使用している場合は雨などでサビが発生し少しずつ釘穴が広がってしまい釘浮きの発生原因になってしまうこともあります。下地材の貫板が木材である場合でも寒暖差で木材が収縮を繰り返すことで釘浮きの原因になってしまいます。このままの状態にしてしまうと屋根材への雨水の侵入や台風などで棟板金が剥がれてしまう危険性も高まってしまいます。状態によっては釘の打ち直しなど部分補修で改善できることもありますので劣化が進行してしまう前にメンテナンスがオススメです。
棟板金破損
貫板腐食
棟板金の破損、下地材の貫板の腐食が見受けられます。貫板の腐食原因は主に雨水です。釘の隙間や屋根材の繋ぎ目らか徐々に雨漏りが侵入し、木材が腐食してしまいます。このままの状態ですと強風で棟板金が飛ばされてしまう危険性・雨漏りの原因・屋根全体の劣化も加速させてしまうので早めのメンテナンスがオススメです。
外壁調査
コーキングの劣化
コーキング材のヒビ割れが見受けられます。コーキング材はゴム状の素材で出来ていますが経年劣化が進みコーキング材が硬くなってしまいヒビ割れが発生してしまいます。このままの状態ですと隙間から雨水などが侵入し雨漏りの原因や外壁材の劣化を進めてしまうのでコーキング材の打ち直しなどメンテナンスがオススメです。
外壁の劣化
外壁にコケ・藻の発生、水切り部分の塗料の色褪せが見受けられます。外まわりの汚れは、カビやコケなどの雑菌によるものが7割を占めています。周囲の環境・日当たりなどが原因で外壁にコケや藻が発生してしまうことがありますがコケや藻は水分を多く含み保湿力があるため、このままの状態ではさらに外壁全体に広がってしまい外壁内部への浸水の原因にもなってしまいます。水切り部分は塗膜が劣化してしまい色褪せ・防水効果の低下が見られます。水切りは雨水によって建物基礎部分が腐食するのを防ぐ・室内への雨水の侵入を防ぐなどの大切な役割ありますので、建物土台の腐食を防ぐためにも定期的なメンテナンスがオススメです。
蓮田市にて屋根カバー工法・外壁塗装施工の様子
バイオ高圧洗浄
バイオ高圧洗浄を行っていきます。外壁に発生したコケ・藻などには汚れを根こそぎ洗い落とすバイオ高圧洗浄がオススメです。バイオ高圧洗浄で使用している洗浄剤のガイソーパワークリーナーは、通常の高圧洗浄では落としきれない0.001mm以下の隙間に潜んでいるカビやコケなど壁面の汚れを徹底的に洗い流します。綺麗に洗浄することにより外壁塗料の密着性も高まります。
屋根カバー工法施工の様子
今回使用した屋根材はシルキーG2/福泉工業株式会社 です。
遮熱・断熱・防音効果に優れていて、ビス打ち部・切断部・接合部が露出せず直接雨水に触れないため、豪雨や強風など過酷な環境下にも耐久性のある特徴があります。
【屋根材撤去】
既存の棟板金、貫板など屋根材を撤去していきます。
【ルーフィングシート設置】
ルーフィングシートを設置していきます。ルーフィングシートとは、屋根の下に敷く防水シートのことです。今回使用したルーフィングシートは、セルフカバー【田島ルーフィング株式会社】合成繊維不織布を使用しているため、既存スレート屋根の段差などで破れる心配がありません。改質アスファルトを使用しており、強度・寸法安定性・釘穴シーリング性に優れています。
【水切り板金設置】
水切り板金を設置していきます。水切り板金は、雨水を軒樋にスムーズに回収させる・屋根材への雨水の侵入を防ぐ役割があります。
【雪止め金具設置/屋根材設置】
雪止め金具を設置していきます。雪止め金具は降り積もった雪が屋根から落ちてしまわない用せき止め、落雪防止の役割があります。
屋根材を設置していきます。端部や切れ目が露出している状態では漏水の危険性が大幅に高まってしまいますので、屋根材を重ねていく際に端部や切れ目が露出しないように軒先から屋根材を設置していきます。
【貫板設置】
棟板金を固定させるための下地材の貫板を設置していきます。今回は樹脂製の貫板を使用しています。貫板は昔から木製のものを使用していることも多くありましたが、水分を吸収しやすいなどの弱点もあり近年では水・水分に強く柔軟性のある樹脂製の貫板を使用することもあります。
【屋根接合部の防水補強/棟板金設置】
棟板金を設置していきます。接合部もコーキング材で補強し隙間からの浸水を予防し防水効果を高めます。今回使用した屋根材はシルキーG2/福泉工業㈱です。表面は、遮熱顔料をふんだんに含んだ遮熱塗膜で、紫外線を反射して子屋裏の温度上昇を制御します。また、裏面のノンフロンウレタンフォーム9㎜の厚さとアルミライナー紙により、断熱効果・防音効果にも優れています。
外壁塗装施工の様子
【コーキングカット】
既存のコーキング材除去を行います。
【プライマー塗布】
既存のコーキング材を除去後、プライマー塗布を行います。プライマーは新しく打ち込むコーキング材をしっかりと吸着させるために使う接着剤の役割を持つものです。
【コーキング打設】
新しいコーキング材の打ち込みを行っていきます。コーキング材を打った後にサイデイングとの間に空洞ができないようにしっかりヘラで押さえ表面を平滑に仕上げていきます。
【外壁塗装/下塗り・中塗り・上塗り】
外壁の塗装を行っていきます。外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りと最低でも3回は行います。今回使用した塗料は無機ハイブリッドチタンガードIR【ペイントラインジャパン(株)】です。
無機ハイブリッドチタンガードIRは期待耐用年数が約30年近くあり、耐久性に優れる無機成分と特殊チタン配合技術により優れた耐久性と耐汚染性などの特徴がある塗料です。
無機ハイブリッドチタンガードIRの特徴;超耐候性・超低汚染性・特殊チタン・ライフサイクル・不燃性・超フレキシブル性
【外壁塗装/下塗り】
下塗りを行っていきます。下塗りをすることにより上塗り材との密着を高めてくれます。上塗り材は耐久性・低汚染性などの機能を持っていますが密着性に欠けるため、接着剤のような役割を持っている下塗りはとても大切な工程です。
塗料;ハイブリットバインダー
【外壁塗装/中塗り・上塗り】
中塗り・上塗りを行っていきます。今回使用した無機ハイブリッドチタンガードIR塗料の特徴の1つ、超低汚染性はフローティングハイドロシステム(超低汚染性のメカニズム)により、塗膜表面に親水基を配合して雨水が壁面に広がり汚れなどを浮かび上がらせ汚染物が流れ落ちる特殊技術を導入しており、雨筋汚れを未然に防ぎます。表面には防藻・防カビの性能をもち、カビや苔などの発生を抑えます。約30年もの耐久年数が期待できることから、塗替えの回数を削減できることにより圧倒的にトータルメンテナンスコストを大幅に抑えることができます。
塗料;無機ハイブリッドチタンガードIR
付帯部塗装施工の様子
【破風ケレン作業】
付帯部を塗装する前にケレン作業を行っていきます。ケレン作業は汚れ・サビ・旧塗膜などをたわしやペーパーなどで落とし塗料をしっかり密着させるための工程です。ケレン作業が不十分だと綺麗な仕上がりにならないだけではなく、塗料の耐久年数にまでも影響を与えてしまうため大切な工程です。
【破風塗装】
塗装を行っていきます。付帯部塗装は1度塗りだけではなく、しっかり色がのるまで2度塗り・3度塗りと行っていきます。塗料の厚みを十分に確保し耐久性・美観性も高まります。
【雨樋/ケレン作業・塗装】
【雨戸/ケレン作業・塗装】
【水切り/ケレン作業・塗装】
付帯部もしっかりメンテナンスすることのより建物の美観もさらに高まります。
施工を終えて
以上で紹介は終わりとなります。
今回は屋根カバー工法【シルキーG2】と無機ハイブリット塗料を用いた外壁塗装工事を行いました。
屋根材のシルキーG2の表面は、遮熱顔料をふんだんに含んだ遮熱塗膜で、紫外線を反射して子屋裏の温度上昇を制御します。また、裏面のノンフロンウレタンフォーム9㎜の厚さとアルミライナー紙により、断熱効果・防音効果にも優れています。カラーバリエーションもブラック・ダークブラウン・グリーン・ワインレッド・ギングロとお好みなカラーをお選びいただけます。
外壁塗装で使用した無機ハイブリッドチタンガードIRは期待耐用年数が約30年近くあり、耐久性に優れる無機成分と特殊チタン配合技術により優れた耐久性と耐汚染性などの特徴がある塗料です。約30年もの耐久年数が期待できることから、塗替えの回数を削減できることにより圧倒的にトータルメンテナンスコストを大幅に抑えることができます。
大切なご自宅を長期間保つためにも屋根・外壁など定期的な点検やメンテナンスがオススメです。ご相談・お見積り・診断などお気軽にお問合せ下さい。
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