さいたま市岩槻区にて『ヒランビー』を用いた屋根カバー工法を行いました
2024.12.27 (Fri)
さいたま市岩槻区 施工データ
工事内容 | 屋根カバー工法・外壁塗装工事 |
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施工日数 | 22日間 |
工事金額 | 約162万円 |
メーカー・商品 | 屋根材:ヒランビー【稲垣商事株式会社】 |
担当者より
ヤネザルのHPをご覧いただきありがとうございます!
さいたま市岩槻区にて屋根カバー工法と外壁塗装のご依頼をいただきました。
今回は屋根カバー工法の事例を抜粋してご紹介します!
屋根材はスレートのお宅です。
お客様と日程の調整を調整し、現地調査に伺いました。
それでは現地調査の様子をご覧ください。
さいたま市岩槻区にて現地調査の様子
【色褪せ】
屋根は全体的に色あせが見受けられます。紫外線などの影響により、徐々に塗膜が劣化し色褪せが発生します。このような状態は塗膜の防水効果も低下しているサインです。
防水効果が低下したままの状態だと、屋根材自体が水分を吸収しやすい状態になってしまうので、スレートの欠け・ヒビ割れなどのトラブルに繋がってしまいます。
屋根塗料の種類によって異なりますが、一般的に屋根の再塗装時期の目安は10年~15年程度と言われておりますので、屋根の劣化がさらに進行してしまう前にメンテナンスがおすすめです。
【ヒビ割れ】
何ヶ所かにスレートの割れが発生してしまっていました。このままの状態では割れた隙間から徐々に雨水が侵入してしまい、下地材の防水シートの劣化を早めてしまいます。
さらに浸水が進んでしまうと、雨漏りの原因・屋根材の腐食原因に繋がってしまいますので修繕が必要です。
【コケの発生】
屋根にコケの発生が見受けられます。コケや藻の発生は屋根材の防水効果が低下しているサインです。水切れが悪いことにより、屋根材が水分を吸収しやすい状態になりコケ・藻の発生に繋がってしまいます。
コケ・藻は水分を含み保湿力があるため、そのままの状態にしてしまうと屋根材の劣化を早めてしまいます。
コケ・藻はそのままにするとどんどん繁殖していきますので、見つけたら早めに取り除くことがおすすめです。
さいたま市岩槻区にて屋根カバー工法の様子
足場設置
足場・飛散防止ネットを設置していきます。
飛散防止ネットを設置することにより、足場作業中に材料や道具が落下するのを防ぎ、洗浄時の水しぶき・塗装時の塗料の飛散を防止します。
バイオ高圧洗浄
今回は屋根カバー工法になります。屋根カバー工法は既存の屋根にカバーリングを施す方法です。
屋根カバーですが、既存の屋根の汚れをバイオ洗浄剤を散布し、カビやコケなどの微生物による見えない内部の汚れを浮き上がらせて根こそぎ洗い流します。
『ヒランビー』を用いた屋根カバー工法の様子
稲垣商事株式会社の『ヒランビー』はガルバリウム銅板を使用した屋根材です。
ヒランビーは軽量で丈夫な屋根材です。耐候性の高い塗膜が施されているのでサビに強いなどの特徴もあります。
また、カラーバリエーションも豊富にあり和風・洋風問わず、さまざまなご自宅にマッチします。
【ルーフィングシート設置】
既存の貫板・棟板金など屋根材を撤去後、ルーフィングシートを設置していきます。ルーフィングシートは屋根材の隙間から入り込む雨水が内部まで浸透するのを防ぎます。
今回は田島ルーフィングのセルフカバーを使用しました。
こちらのルーフィングシートは改質アスファルトを使用しており、強度・釘穴シール性・寸法安定性に優れています。合成繊維不織布を使用しているため既存のスレート屋根の段差などで破れる心配がありません。
【軒先水切り板金設置】
軒先水切り板金を設置していきます。軒先水切り板金とは雨水の侵入を防ぎ、雨水を雨樋にスムーズに排出させる役割があります。
【新規屋根材設置】
新しい屋根材を軒先から設置していきます。
雪止め金具を設置していきます。雪止め金具は降り積もった雪が屋根から落ちてしまわない用せき止め、落雪防止の役割があります。
【貫板設置】
屋根材を設置後、棟板金を固定させるための下地材の貫板を設置します。今回は樹脂製の貫板を使用しています。貫板は昔から木製のものを使用していることも多くありましたが、
水分を吸収しやすいなどの弱点もあり近年では、水・水分に強く柔軟性のある樹脂製の貫板を使用することもあります。
【換気棟設置】
換気棟を設置していきます。換気棟とは屋根の棟に取り付けられた換気孔で、小屋根裏にこもった湿気や熱気を排出する役割があります。
【棟板金設置】
棟板金を設置します。
板金の接合部分は防水効果のあるコーキングで補強し、浸水を予防します。
【下屋根/雨押え板金設置】
下屋根の雨押え板金を設置していきます。雨押え板金とは雨水が外壁内部へ入り込むのを防ぎ、雨水を適切に排出する役割があります。
【下屋根/防水補強】
屋根材設置後、接合部分を防水効果のあるコーキングで補強し浸水を予防します。
以上で屋根カバー施工は完了です。
ヒランビーは『あやめ折』と『さざ波加工』を施し、歪み防止と屋根材の強度、さらに、雨仕舞と意匠効果を高めた屋根材です。
カラーバリエーションも豊富で、和風・洋風を問わずあらゆる建築様式にマッチし、周囲の環境に調和します。
施工を終えて
以上で紹介は終わりとなります。
数ある業者の中から、弊社をお選びいただきありがとうございました。
弊社ではドローン調査も行っております。ドローンで調査を行うことで、屋根に上らず診断が可能なため劣化部分を余計に傷つけることなく、お客様の目で状態をご確認いただけます。
また、危険な場所も診断が可能なため、劣化が激しい場所や急な勾配も診断・点検が可能です。
ヤネザルではご相談・お見積り・診断は無料で実施しておりますので、お気軽にご連絡ください!!
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