さいたま市西区にて【無機ハイブリット】屋根外壁塗装を施工致しました
2024.12.15 (Sun)
さいたま市西区 S様邸 施工データ
工事内容 | 屋根外壁塗装工事 |
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築年数 | 築25年 |
施工日数 | 19日間 |
工事金額 | 約110万円 |
メーカー・商品 | 屋根塗料:下塗り/ファインメタルガード・中塗り・上塗り/無機ハイブリッドチタンガードルーフIR(PAINTLINEジャパン) 外壁塗装:下塗り/スーパーファインベース・中塗り・上塗り/無機ハイブリッドチタンガードIR/PL-18(PAINTLINEジャパン) 付帯部:サンフロン/既存塗装近似色 |
お客様のご要望
建物の劣化が気になった、価格と建築診断次第で決めたいとの事で、
御見積りのご依頼を頂きました。
ヤネザルでは、ご相談、お見積り、診断は無料で実施 いたしておりますので、お気軽にお問い合わせください。
担当者より
モルタル外壁、瓦屋根(トタン下屋根)のお宅です。
無機ハイブリッドチタンガードIR塗料を使用した下屋根塗装・外壁塗装のご紹介です。
さいたま市西区現地調査
屋根調査
アンテナからの錆が流れ筋が出来ています。
漆喰部分経年劣化が見られます。
谷板金塗膜劣化が見られます。
塗膜が年数を経て防水効果が落ちてしまうと、劣化が進行していきます。
雨水が浸水してくると、内部の腐食が進んで、被害が拡大する可能性があります。
谷板金は雨水が集まる部位です。そのため、他の部位よりも劣化が進みやすく、定期的なメンテナンスが必要です。
最近は錆に強いガルバリウム鋼板が素材として用いられることが多くなっています。
棟から軒先まで長く伸びる谷板金は、複数の板金で構成され、継ぎ目があることが少なくありません。
劣化によって歪みが生じると、継ぎ目から雨水が侵入してしまい、雨漏りの原因になりやすいのです。
外壁調査
外壁に亀裂が多く見られます。
サッシ廻り調査
コーキングは消耗品です、5〜10年で補修が推奨されています(メーカー推奨)。
コーキングには、加工しやすくするために可塑剤が入っています。コーキング材と塗料の相性が悪いと、この可塑剤がコーキング表面に浮き上がってきます。
「ブリード現象」この現象が起こると、コーキングが硬くなり、目地痩せを起こします。10年程度経過していた場合は経年劣化と考えられます。
付帯部調査
付帯部に、劣化カビが見られます。
経年劣化により脆くなり、悪天候強風などで破損など発生するかもしれません。
樋金具に錆が発生しています、交換補修をお勧めします。
配管部分調査
配管カバー亀裂があり、劣化が見られます。
取り替え交換をお勧めします。
ベランダ調査
ベランダ塗膜も軽度な劣化が見受けられます。塗膜の保護補修をお勧めします。
ベランダ防水能力は、夏の強い日差しなどにより日を追うごとに徐々に衰えていきます。
劣化が進むと雨が下地や躯体に染み込み、ベランダに接している壁、天井から雨漏りが発生してきます。
防水層の耐用年数は素材によって異なりますが、一般的には経年劣化により築10~15年程度で徐々に本来の防水機能が落ちてきてしまいます。
そのため、10年が経過したらメンテナンスをご検討いただく時期にきています。
以上で、現地調査は終了です。
さいたま市西区施工内容
診断の結果
屋根漆喰補修・下屋根外壁塗装・ベランダ防水工事・バイオ高圧洗浄。
以上の施工をご依頼いただきました。
それでは、工事レポートをご覧ください。
工事写真レポート
足場設置
足場の仮設工事では、飛散防止ネットを設置します。
バイオ高圧洗浄
バイオ高圧洗浄で使用している洗浄剤ガイソーパワークリーナーは、
通常の高圧洗浄では落としきれない0.001mm以下の隙間に潜んでいるカビやコケなど壁面の汚れを徹底的に洗い流します。
洗浄力が有りながら、環境への影響は少ない溶剤です。
洗浄面均等に洗剤を散布しますが、汚れに応じて洗剤の希釈割合を変えています。
洗剤散布後5分から10分反応させたから清水で洗い流します。
洗い残しの無いように高圧洗浄機で念入りに全体を洗い流します。
バイオ高圧洗浄後は、見違えるほどきれいになり本来の色味がよみがえります。
瓦屋根谷塗装
【ケレン】
谷板金は屋根に設置される役物で、谷樋とも呼ばれます。
屋根が凹字にぶつかる部分が「谷」で、そこに設置されている板金のことを谷板金と言います。谷板金は、どんな屋根でもあるわけではなく、屋根の形状によってあったりなかったりします。谷板金・谷樋というだけあり、谷板金は雨樋のような役割をはたしています。
屋根に降った雨水を、軒樋へと流します。
谷板金のメンテナンス方法としましては、塗装で済む場合は早めのメンテナンスとしては、最良の方法と言えます。
劣化してしまった谷板金は交換する必要があります。
残した部位に錆があると、せっかく交換しても新しい部位がもらい錆を起こしてしまうかもしれません。そのため谷板金の交換は周辺の部材交換にもコストがかかってしまいます。
瓦屋根以外の屋根の場合、谷板金を交換するには面単位で屋根材を剥がさなくてはなりませんさらには、剥がした屋根材は再利用できず、新しい屋根材も用意する必要も出てきます。
谷板金を交換するためだけに、葺き替え工事といった規模になってしまうのです。
下屋根塗装
下塗り
使用塗料:下塗り/ファインメタルガード
中塗り
使用塗料:・中塗り/無機ハイブリッドチタンガードルーフIR/PL-18(PAINTLINEジャパン)
上塗り
使用塗料:上塗り/無機ハイブリッドチタンガードルーフIR/PL-18(PAINTLINEジャパン)
防水補強
ビス頭をコーキングし、隙間からの浸水を予防し補強しました。
外壁補修
シーリング材でひび割れを、防水補修しています。
タイルやサイディング・クラックなど外壁建材の間や隙間に充填、固まると伸縮性のあるゴム状になり、雨水の浸水を防ぎます。
さらに地震や熱による建材の膨張や伸縮を吸収、硬い建材が破損しない為、または破損の補修に使われています。
ひび割れなど建材に隙間ができてしまうと、地震や地盤沈下などで建物が大きく歪んだ際に、耐えきれず外壁に致命的なダメージが発生してしまいます。
台風などの強風でも部分的に大きく歪んで破断する場合もありますので、早めのメンテナンスが必要です。
シーリング材:SRシールH100(サンライズ株式会社)は、1成分形変成シリコーン系です。
高耐候性、接着性、剥離破断が起こりにくく、メンテナンスサイクルの期間が長いシーリング材です。
外壁塗装
外壁/下塗り
下塗り材を塗布する工程です。下塗り材には、下地調整や上塗り材との密着を良くする役割があります。
下塗り剤を塗ることによって、塗料も均一に塗ることができ、仕上がりも綺麗になります。
外壁と塗料をしっかりとくっつける働きをする為、壁自体を丈夫に保つことが可能です。
家の壁を長く頑丈なものにするためにも、下地塗装はとても大事な役割をもっています。
使用塗装:下塗り/スーパーファインベース(PAINTLINEジャパン)
外壁/中塗り
中塗り材を塗布する工程です。
使用塗装:中塗り/無機ハイブリッドチタンガードIR/PL-18(PAINTLINEジャパン)
外壁/上塗り
上塗り材を塗布する工程です。
外壁塗装:上塗り/無機ハイブリッドチタンガードIR/PL-18(PAINTLINEジャパン)
無機塗料ハイブリッドチタンガード(PAINTLINEジャパン)は、
耐候性に優れている物質(酸化チタン)が含まれています。
紫外線を受けると劣化因子であるラジカル物質を発生させてしまい、
塗膜の中の樹脂を破壊してしまいます。
そこで、クワトロガードシステム技術を用いています。
無機質の樹脂と樹脂結合+チタンとラジカル制御技術、紫外線吸収剤を分散する樹脂の内側からラジカルの発生を抑えることが出来るのです。
また、特殊チタンが配合されており、熱や紫外線にも強く、
静電気を発生しにくい特徴があり、防汚性に優れています。
塗膜が固いので割れるというデメリットとされていましたが、添加剤技術により
柔軟性のある塗膜に変化させています。
付帯塗装
付帯塗装/軒樋
【ケレン】
【塗装】
使用塗料:サンフロン/既存塗装近似色
付帯塗装/縦樋
【ケレン】
【塗装】
使用塗料:サンフロン/既存塗装近似色
付帯塗装/雨戸
使用塗料:サンフロン/既存塗装近似色
付帯塗装/笠木
ケレン作業
笠木とは、外塀・ベランダ・バルコニー・階段の手すりなどの上部にかぶせられている仕上げ材を指します。笠木といっても聞きなじみがない方も多いかもしれません。しかし身近にあり、誰もが見たり触れたりしている部分です。屋内、屋外かかわらず様々な場所に取り付けられています。
使用塗料:サンフロン/既存塗装近似色
そもそも笠木は、門や鳥居の上に渡してある木のことで冠木(かぶき)と同一のものです。
現在では素材も増え機能やデザインも様々です。一般住宅・マンション・アパート・公共施設などでも設置され、欠かせない部材です。
ベランダ/防水工事
アセトン拭き
汚れと油分を、アセトンでしっかりと拭き取ります。
プライマー塗布
ウレアックス塗布
1回目
2回目
防水層を形成する塗料を塗布しました。乾燥と塗装で塗膜を厚くしていきます。
立上りから塗布し、平面はローラーで仕上げていきます。
オート化学工業のウレアックスHGは、表面保護機能+防水機能を併せ持った「ハイブリッド防水コーティング材」です。
耐候性・耐摩擦性に優れた表面保護機能と塗膜防水材の防水機能を持つ、
新発想の防水コーティング材です。
表面保護用のトップコートを別に塗布する必要がないため工期を短縮でき、
コストパフォーマンスにも優れています。
ベランダ・バルコニーの床面は常に外気にさらされています。
表面を防水素材で覆い、建物内部への雨水の侵入を防止しなければなりません。
ベランダの床面は木材やコンクリート・モルタルでできているので、そのままの状態では雨水が家の中に浸み込んでしまいます。
そのため、下地の木材やモルタルの上に防水層を作り、更にトップコートを塗装し防水層を保護しています。
このような工事のことを防水工事といいます。
防水工事にはトップコートを塗装するほかに、合成ゴムや塩化ビニール樹脂などで作られた防水シートを貼る工法もあります。
施工完了
綺麗な仕上がりとなりました。
施工事例
最後までご覧いただきありがとうございました。
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