シーリング材の劣化が引き起こす外壁の亀裂
2024.04.01 (Mon) 更新
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外壁の美観や耐久性を維持する上で、シーリング材は非常に重要な役割を果たしています。しかし、このシーリング材が劣化すると、外壁に亀裂が生じることがあります。本記事では、シーリング材の劣化が外壁に与える影響やその対策について詳しくお話していきます。
目次
シーリング材の劣化とは?
シーリング材の劣化は、シーリング材が本来持っている性能や機能が低下することを指します。一般的に、シーリング材は建物の隙間や接合部を密閉し、水や風などの外部要因から建物を保護する役割を果たしています。しかし、様々な要因によってシーリング材が劣化することがあります。
シーリング材の劣化の主な要因には以下の物があげられます。
自然劣化:シーリング材は、外部からの自然現象にさらされることで劣化します。太陽光、雨風、温度変化などが主な要因です。特に気候条件の厳しい地域では、劣化が早く進行することがあります。
化学的劣化:シーリング材は化学的な影響を受けることで劣化する場合があります。例えば、化学物質や大気中の汚染物質によって劣化が引き起こされることがあります。
機械的負荷:シーリング材は建物の構造や動きによって機械的な負荷を受けることがあります。建物の収縮や膨張、振動などがシーリング材にストレスを与え、劣化を引き起こすことがあります。
シーリング材が劣化すると?
密封性の低下:シーリング材の劣化により、建物の隙間や接合部の密封性が低下します。これにより、雨水や風が建物内部に侵入する可能性が高まります。
亀裂の発生:シーリング材が劣化すると、外部からの圧力や温度変化に対する耐性が低下し、外壁に亀裂が生じる可能性があります。これにより、建物の外観や耐久性に影響が出る場合があります。
耐久性の低下:シーリング材の劣化により、建物の耐久性が低下します。特に、雨水などの外部要因による構造物への浸透が起こると、建物の損傷や劣化が進行する可能性が高まります。
以上のように、シーリング材の劣化は建物の外観や耐久性に大きな影響を与える可能性があります。そのため、定期的なメンテナンスや適切な対策が重要です。
劣化したシーリング材が亀裂を引き起こす理由
時間とともにシーリング材は劣化し、その結果、外壁に亀裂が生じることがあります。劣化したシーリング材が亀裂を引き起こす理由について解説します。
1.柔軟性の喪失:シーリング材は柔軟性を持っており、建物の収縮や膨張に対応するために設計されています。しかし、劣化によりシーリング材の柔軟性が低下すると、建物の動きに対する適切な対応ができなくなります。その結果、外部からの圧力や温度変化によってシーリング材が引き裂かれ、亀裂が生じる可能性が高まります。
2.耐候性の低下:シーリング材は悪天候や紫外線などの外部要因にさらされることで劣化します。特に長期間にわたる太陽光や雨風の影響を受けると、シーリング材の表面が劣化し、割れやひび割れが生じることがあります。これにより、水や風が建物内部に侵入し、亀裂の原因になります。
3.施工不良:シーリング材が適切に施工されていない場合、接合部や隙間に十分な密封が行われず、劣化や亀裂が生じやすくなります。施工時の適切な技術と材料の選定が重要です。
以上の理由から、劣化したシーリング材が亀裂を引き起こすことがあります。建物の所有者や管理者は定期的なメンテナンスや適切な対策を行う事で、この様な問題を未然に防ぐことが重要です。劣化したシーリング材が発見された場合には、早急な修復や交換が必要です。
シーリング材の劣化症状
シーリングの劣化症状を確認しよう
シーリング材の劣化症状には以下のようなものがあります。
・ひび割れ
・剥がれや浮き上がり
・変色
・表面の粉末状の物質
・柔軟性の喪失
【ひび割れ、変色】
【剥がれ、変色】
【ひび割れ】
【変色】
放置するとどんな症状が現れる?
以上のような症状が見られてからしばらくそのまま放置したらどのような問題が起こるでしょうか?
1.水漏れ
シーリング材が劣化すると、建物の隙間や接合部から水が浸入する可能性が高まります。雨水や地下水などが建物内部に侵入すると、壁や天井、床などの構造物に損傷を与える可能性があります。また、水漏れが長期間続くと、カビや腐食の発生などの健康や安全にかかわる問題が生じる恐れもあります。
2.建物の損傷
劣化したシーリング材によって、建物の外壁や屋根に亀裂やひび割れが生じることがあります。これにより、建物の構造部が弱体化し、耐久性が低下します。また、外部からの風や雨の影響を受けやすくなり、建物全体の劣化が進行する可能性があります。
3.断熱性や防音性の低下
シーリング材が劣化すると、建物内部の断熱性や防音性が低下します。外部からの気温影響を受けやすくなり、冷暖房の効率が悪化する可能性があります。また、外部からの騒音が建物内部に侵入しやすくなり、居住環境の快適性が損なわれるかもしれません。
4.修復コストの増加
劣化したシーリング材を放置すると、建物全体の損傷が進行し、修復や補修のコストが増加する可能性があります。また、放置したままでは問題が悪化し、最終的には建物の大規模な修復や改修が必要となるかもしれません。
以上のように、シーリング材の劣化を放置すると建物全体の健全性や耐久性に影響を恐れがあります。その為、劣化したシーリング材が発見された場合には、早急なメンテナンスや修復が必要です。
シーリング材の劣化を防ぐメンテンスとは?
シーリング材の劣化を防ぐためには、定期的なメンテナンスが必要です。以下にシーリング材の劣化を防ぐためのメンテナンス方法をいくつかご紹介します。
1.定期的な点検
定期的に建物の外壁や屋根、窓枠、ドアなどに使用されているシーリング材を点検しましょう。特に気温や湿度の変化が大きい時期や悪天候の後に点検を行う事が重要です。
2.クリーニング
シーリング材の周囲を清掃し、汚れや付着物を除去します。特に外壁や屋根に使用されているシーリング材は長期間にわたって外部からの影響を受けるため、定期的なクリーニングが必要です。
3.補修
シーリング材にひび割れや剥がれが見られる場合には、早めに補修しましょう。ひび割れを補修する際には、耐候性の高いシーリング材や適切な補修材を使用し、施工方法にも注意をはらいましょう。
4.適切な施工
新しいシーリング材を施工する際には、適切な施工方法と材料の選定が重要です。専門家による施工を行うか、施工マニュアルに従って正確に施工することで、劣化を防ぐことができます。
5.再塗装
シーリング材が塗装されている場合には、定期的な塗装を行いましょう。塗装はシーリング材の表面を保護し、劣化を防ぐ役割があります。また、塗装によって外観も美しく保つことができます。
まとめ
シーリング材の劣化は定期的な点検やクリーニング、補修、再塗装などのメンテナンスを行う事で、シーリング材の劣化を防ぐことができます。シーリング材の耐年数は10年から20年と言われています。これはあくまで目安なので、様々な要因によって変化します。建物の所有者や管理者は、劣化が見られた場合には早めの対策を講じることが重要です。
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最後に
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