さいたま市大宮区にて屋根カバー工法ゼニスIRにて外壁塗装トップライト解体工事施工しました
2023.09.11 (Mon)
さいたま市大宮区 S様邸 施工データ
工事内容 | 屋根カバー・外壁塗装工事 |
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築年数 | 記載なし |
施工日数 | 50日間 |
工事金額 | 約248万円 |
メーカー・商品 | 屋根カバー材:レクトルーフ/カラー:ブラック(マックス建材株式会社) 防水シート:(田島ルーフィング/タディスセルフアーマー) 外壁塗装:中塗り/ゼニスルーフIR・上塗り/ゼニスルーフIR/PL-47(PINTLINEジャパン株式会社) |
お客様のご要望
屋根のリフォーム相談に、ヤネザル見沼店にご来店いただきました。
ヤネザルでは、ご相談、お見積り、診断は無料で実施 いたしておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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担当者より
今回は外壁サイディング、スレート屋根のお宅です。
日程を調整し、実際に現地を見させていただきます。
ご相談、お見積り、診断は無料で実施しておりますので、ご安心ください。
早速現地調査にお伺いさせていただきます。
さいたま市大宮区現地調査
屋根調査
ドローン画像
スレートが色褪せと劣化が見受けられます。防水効果が落ちてしまい水を含むようになると水を含んで膨張と、乾いて収縮を繰り返し少しずつひび割れが生じてきます。
放っておくと割れてしまい、台風や地震により被害が拡大する可能性があります。
外壁調査
外壁とコーキングの経年劣化により硬化し亀裂が見られます。
コーキングのひび割れから雨漏りが進行してしまいます、ひび割れを見つけたときはコーキング補修や修理業者への連絡で早めに対応すると安心です。
外壁の開口部(窓サッシ周り)の『コーキング劣化』も多く見られました。
外壁クラックが発生しています。外壁の破損は見つけたら早めに補修修繕の必要があります。
ベランダ調査
ベランダ防水汚れ、劣化ヒビが多く見られます。ベランダ防水能力は、日を追うごとに徐々に衰えていきます。雨が下地や躯体に染み込むようになり、ベランダに接している壁、天井から雨漏りが発生してきます。 以上で、現地調査は終了です。
さいたま市大宮区施工内容
診断の結果
屋根カバー・外壁塗装・シーリング補修・サッシ部分増し打ち及び/付帯部塗装・ベランダ防水・バイオ高圧洗浄。
トップライト撤去。
以上の施工を行うことになりました。
それでは、工事レポートをご覧ください。
工事写真レポート
足場設置
足場の仮設工事では、飛散防止ネットを設置します。
バイオ高圧洗浄
使用している洗浄剤ガイソーパワークリーナーは、通常の高圧洗浄では落としきれない0.001mm以下の隙間に潜んでいるカビやコケ、藻など壁面の汚れを徹底的に洗い流します。洗浄力が有りながら、環境への影響は少ない溶剤です。
バイオ洗浄剤を適量入れ散布し、有機系のカビやコケなどの見えない内部の汚れを浮き上がらせて洗浄する作業です。
洗浄面均等に洗剤を散布しますが、汚れに応じて洗剤の希釈割合を変えています。
洗剤散布後5分から10分反応させたから清水で洗い流します。洗い残しの無いように高圧洗浄機で念入りに全体を洗い流します。
バイオ高圧洗浄後は、見違えるほどきれいになり本来の色味がよみがえります。
トップライト解体
べニア板で周りの高さとしっかりと合わせ、防水シートを被せます。
工事の為、室内の養生をしています。破損しているトップライトと枠をていねいに外し修復していきます。下地と同様にコンパネで平らに仕上げます、上から防水シートを貼っていきます。
今回は、トップライト解体という事でしたが、トップライトを設置するには屋根に穴を開けるということです。トップライト設置後、屋根との取り合いから雨水が入り込まないよう、防水紙や板金で隙間を塞ぎます。板金の立ち上がりが不十分だった、防水紙に小さな穴が開いていた、これだけでも雨漏りを起こしてしまいます。
設置後10年前後で、防水紙や板金の経年劣化が出てきます。しかし施工直後に雨水が入り込んでしまうなど、間もない時期に雨漏りが発見されたとしたら、施工不良の可能性が高く。必ず施工した業者に連絡し原因と再施工を早急に依頼しましょう。また何か不具合が生じた際に施工不備なのか、経年劣化によるものなのかの判断材料にもなります。施工中の写真は保管しておくと安心です。
ルーフィング設置
下地として防水加工されたシート(田島ルーフィング/タディスセルフアーマー)を軒先から設置していきます。屋根材の隙間から入り込んだ雨水が内部まで入り込むのを予防します。合成繊維不織布を使用しているため、既存のスレート屋根の段差で敗れる心配はございません改質アスファルトを使用しており、強度・寸法安定性・釘穴シーリング性に優れています。
雪止め板金設置
棟板金設置
貫板を設置し棟板金をかぶせていきます、接合部分もコーキングで接着、防水補強しています。樹脂製貫板エコランバー(フクビ化学工業株式会社)は、廃プラスチックを再利用の資材で腐食がありません。水抜溝があるので、瓦下に侵入する雨水を排出し、滑り止め加工も施されています。
品質が一定で、切断加工・釘打ちなどもできる素材です。
雨押さえ板金
屋根カバー設置完了
今回施工いたしました、レクトルーフ(マックス建材)、サビにも圧倒的な強さで貼り替えや葺替の心配も少なくお手入れや補修の費用も抑えて長い目で見ても、経済的です。日本瓦の約1/10の軽さで、建物への負担を極力おさえ、地震の際も安心です。カバー工法によるリフォームにも適した屋根材です。
シーリング/コーキングカット
既存のコーキングをカットします。
このコーキングの部分が紫外線や風雨、砂やほこりなどの影響で劣化すると、ひび割れや破損ですき間ができて雨水が浸入する原因になります。
外壁材のコーキングは、温度変化による壁材の膨張・収縮の影響でダメージを受けて壁材より寿命が早まってしまうことも多くあります。
壁材に劣化がみられなかったとしても、コーキングが劣化しているかなと疑われる場合はコーキングの打ち替えなどの部分補修を行うことをおすすめいたします。
外壁補修
クラック補修の工程です。
外壁/コーキング打設
防水機能のあるコーキングを打ち込みます。打った後サイディングとの間に空洞ができないようしっかりヘラで押さえています。
今回使用したシーリング材:SRシールH100(サンライズ株式会社)は、1成分形変成シリコーン系です。
高耐候性、接着性、剥離破断が起こりにくくメンテナンスサイクルの期間が長く経済的なシーリング材です。
外壁/下塗り
下塗り材を塗布する工程です。下塗り材には、下地調整や上塗り材との密着を良くする役割があります。
外壁/中塗り
中塗り材を塗布する工程です。使用塗料:ゼニスIR(PINTLINEジャパン株式会社)
外壁/上塗り
上塗り材を塗布する工程です。使用塗料:ゼニスIR/PL-47(PINTLINEジャパン株式会社)
付帯塗装/軒天
汚れ、旧塗膜等をたわしやペーパーなどで落とし塗料をしっかりと吸着するためのケレン作業を行い、塗装致します。使用塗料:フッ素塗料/19-50B
付帯塗装/縦樋
使用塗料:フッ素塗料/黒
付帯塗装/霧よけ
使用塗料:フッ素塗料/黒
ベランダ/プライマー塗布
下地としてプライマーを塗布しました。
FRP防水層形成
FRPシート(プラスチック系の防水繊維)敷いていきます。その上に樹脂を塗って硬化させる方法です。耐用年数は10~13年程度。FRP防水層は、1㎡あたり約4kgと他の防水層に比べて非常に軽量です。そのため、築年数が経った住宅など、重さに弱いであろう住宅のベランダにも向いています。
ベランダ/トップコート塗布
防水層をコーティングし保護する塗料を塗布しました。乾燥と塗装を繰り返し塗膜を厚くしていきます。立上りから塗布し、平面はローラーで仕上げていきます。
施工完了
綺麗な仕上がりとなりました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ヤネザルでは、塗料・屋根材・雨樋など実物を展示しています。
営業時間9:00-18:00、土日営業でお待ちしております。
是非、ご来店ください。
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