さいたま市緑区にて屋根カバー工法と外壁塗装を行いました
2025.01.23 (Thu)
さいたま市緑区 施工データ
工事内容 | 屋根カバー工法・外壁塗装工事・付帯部塗装工事 |
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施工日数 | 20日間 |
工事金額 | 約178万円 |
メーカー・商品 | 屋根材:シルキーG2/福泉工業株式会社 外壁塗装:プレミアムバイオ艶消し/エスケー化研株式会社 |
担当者より
ヤネザルのHPをご覧いただきありがとうございます!!
今回はさいたま市緑区にて行った屋根カバー工法と外壁塗装工事の事例をご紹介します!
屋根材はスレート、外壁材はサイディングのお宅です。
お客様と日程を調整し、現地調査にお伺いしました。
それでは現地調査の様子をご覧ください!
さいたま市緑区にて現地調査の様子
【屋根調査】
◆剥がれ
ドローンを用いて屋根調査を行いました。屋根材の剥がれが見受けられます。
屋根材のスレートが剥がれた状態のままにしてしまうと、徐々に雨水が侵入し下地材の防水シートの劣化を早めてしまい、屋根材の腐食原因・雨漏りの原因にも繋がってしまいます。
屋根の点検はご自身で行うと危険も伴い確認が難しいところですが、弊社ではドローンを用いた屋根調査も行っておりますので、お客様の目で屋根の状態をご確認頂けます。
◆コケ・藻の発生
屋根に色褪せ・コケなど発生が見受けられます。紫外線などにより徐々に塗膜が劣化し色褪せが発生します。
このような状態は塗膜の防水効果が低下しているサインです。
防水効果が低下したままでは、屋根材自体が雨水を吸収しやすくなり、屋根材の劣化を早めてしまいます。
また、防水効果が低下しているため水切れが悪くなりコケや藻・カビの発生に繋がります。美観を損ねるだけではなく、コケや藻は水分を含み保湿力もあるため屋根材の劣化を早めてしまいます。
そのままにしてしまうとどんどん繁殖してしまうので、見つけたら早めに除去することがおすすめです。
【外壁調査】
◆コーキング劣化
コーキングの劣化が見受けられます。このままでは、劣化部分から雨水が染み込み雨漏りの原因になってしまう恐れや浸水により建物内部まで傷めてしまう危険性があります。
コーキングの打ち替え時期は一般的に7年から10年程度と言われておりますので、定期的にメンテナンスをすることがおすすめです。
◆コケの発生
外壁にコケの発生が見受けられます。周囲の環境・日当たり・生活環境などでコケ・藻が外壁に発生してしまうことがありますがコケや藻は水分を含み保湿力があるためこのままの状態にしてしまうと、外壁全体に広がって美観を損ねてしまうだけではなく、外壁材やコーキングの劣化を早めてしまい外壁内部への浸水原因にも繋がってしまいます。発見したらそのままにせず、早めに除去することが大切です。
【ベランダ調査】
ベランダの塗膜劣化が見受けられます。バルコニーやベランダなどは雨が直接入る場所なので老朽化が起こりやすい場所です。
ベランダ防水の劣化症状は防水塗膜の色褪せ・塗膜のひび割れ・防水シートの剥がれや反りなどがありますが、長い期間そのままの状態にしてしまうと、雨漏りの原因や建物構造体の腐食原因に繋がってしまいます。ベランダ防水の点検・メンテナンスのタイミングは10年前後が目安と言われておりますので、さらに劣化が進んでしまう前に点検やメンテナンスがおすすめです。
さいたま市緑区にて施工の様子
足場設置
足場を設置します。飛散防止ネットを設置することにより、足場作業中に材料や道具が落下するのを防ぎ、洗浄時の水しぶきや塗装時の飛散を防止します。
バイオ高圧洗浄
◆屋根洗浄
◆外壁洗浄
屋根、外壁の洗浄を行います。今回は屋根カバー工法になります。屋根カバー工法は既存の屋根にカバーリングを施す方法です。
屋根カバーですが、既存の屋根の汚れをバイオ洗浄剤を散布し、カビやコケのどの微生物による見えない内部の汚れを浮き上がらせて根こそぎ洗い流します。
屋根材撤去
既存の棟板金、貫板などの屋根材を撤去していきます。
ルーフィングシート設置
ルーフィングシート設置を設置します。ルーフィングシートとは、屋根材の下に敷く防水シートで屋根材の隙間から入り込んだ雨水が内部まで入り込むのを防ぐ役割があります。
今回使用したのはルーフィングシートは、田島ルーフィング株式会社のセルフカバーです。合成繊維不織布を使用しているため、既存のスレート屋根の段差などで破れる心配がありません。改質アスファルトを使用しており、強度・寸法安定性・釘穴シーリング性に優れています。
ケラバ板金設置
ケラバ板金を設置します。ケラバ板金は雨水を軒樋にスムーズに排出させる役割などがあります。
屋根カバー材シルキーG2設置
今回使用した屋根カバー材は、福泉工業株式会社のシルキーG2です。
【シルキーG2の特徴】
カバー工法に最適:カバー工法のため、施工中のアスベスト粉じんを効果的に抑える安心の工法で住みながらの
施工が可能
軽量で地震に強い:シルキーG2は日本瓦の約1/10の軽さで、建物への負担を極力おさえ地震時の際にも
心強い屋根材
豪雨・暴風にも強い:シルキーG2はハゼ掛け嵌合(かんごう)方式を採用しているので、ビス打ち部・
切断部・接合部が露出せず雨水に触れない
優れた耐久性:シルキーG2の表面は、ポリエステル樹脂塗料を焼付塗装することで、優れた耐久性を実現し
ちぢみ保護膜の形成により耐摩耗性に優れ屋根を美しく保ちます
遮熱・断熱・防音で快適:表面は、遮熱顔料をふんだんに含んだ遮熱塗膜で、紫外線を反射し小屋根裏の
温度上昇を制御し裏面のノンフロンウレタンフォーム9㎜の厚さと
アルミライナー紙により断熱効果・防音効果も抜群
エコ:シルキーG2はガルバリウム銅板製ということもあり、サビにも圧倒的な強さで塗替えや葺替の心配も
少なくお手入れや補修の費用も抑え、長い目で見ても経済的です
新規屋根材シルキーG2設置
新規屋根材を軒先から設置していき、雪止め金具も設置しました。
貫板・棟板金設置/防水補強
棟板金を固定させるための下地材の貫板を設置後、棟板金を設置します。
設置後は接合部もコーキングで補強し、隙間からの浸水を予防し防水効果を高めます。
【屋根カバー工法完了】
以上で屋根カバー工法は完了です。
外壁塗装施工の様子
【外壁/シーリング工事】
◆コーキングカット
既存のコーキングを除去します。コーキングの打ち替え時期は一般的に7年から10年程度と言われておりますので、定期的にメンテナンスをすることがおすすめです。
◆プライマー塗布・コーキング打設
プライマーは、新しく打ち込むコーキング材をしっかりと吸着させるために使う接着剤のような役割を持っています。
防水効果のあるコーキングを打ち込んだ後、サイディングとの間に空洞ができないようにしっかりヘラで押さえていきます。
外壁塗装/下塗り・中塗り・上塗り
今回使用した塗料はエスケー化研のプレミアムバイオで、艶消しの塗料です。防カビ・防藻・耐久性・耐候性・低汚染性などの特徴があります。
ラジカルコントロール技術により水・紫外線などの劣化因子から建物を保護し、長期的に美観を保つことが期待できます。
外壁塗装は下塗り→中塗り→上塗りと行っていきます。
下塗りは中塗り・上塗り材をしっかりと密着させるための接着剤の様な役割があります。
中塗りを行い塗りムラの防止になると共に塗料を長持ちさせ、塗料の性能を発揮させることができます。
上塗りを行い塗料の厚みを適度に確保し耐久性・性能発揮をさらに高めます。
ベランダ防水塗装工事の様子
ベランダ防水塗装の前にアセトンで汚れや油分を綺麗に拭き取り、密着性を高めます。その後、防水塗装を行っていきます。
バルコニーやベランダなどは雨が直接入る場所なので老朽化が起こりやすい場所です。ベランダ防水の点検・メンテナンスのタイミングは10年前後が目安と言われておりますので雨漏りや土台の腐食の原因に繋がってしまう前に点検・メンテナンスを行っていくことが大切です。
【ベランダ防水塗装完了】
付帯部塗装工事の様子
付帯部分を塗装する前に、汚れ・サビ・旧塗膜をたわしやペーパーなどで落とし塗料をしっかりと吸着するための工程のケレン作業を行います。
付帯部分は色がのるまで重ねて2度塗り、3度塗りと行います。
◆軒天
◆破風
◆竪樋
◆シャッターボックス
屋根外壁と同様に付帯部分も紫外線や雨など過酷な環境下に常にさらされています。付帯部も塗装することにより、防水効果・耐久性も高まります。
屋根・外壁の塗装を行う際は、同時に付帯部を塗装することで、建物の外観が生まれ変わります。ご一緒に塗装することをおすすめしています!
以上、工事様子のご紹介でした!
最後に
弊社では、お客様とじっくり打合せをさせていただき、お客様のご要望にあったものをご提案させていただきます!
また、屋根などの点検ではドローンを用いての調査も行っております。ドローンで調査を行うことで、屋根に上らず診断が可能なため劣化部分を余計に傷つけることなく、お客様の目で状態をご確認いただけます。危険な場所も診断が可能なため、劣化が激しい箇所や急な勾配も診断・点検が可能です。
数ある業者の中から弊社をお選びいただきありがとうございました。
ヤネザルではご相談・お見積り・診断は無料で実施しておりますのでお気軽にご連絡ください。
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