外壁塗装FRP防水工事さいたま市岩槻区にて施工しました
2023.12.05 (Tue)
さいたま市岩槻区 Y様邸 施工データ
工事内容 | 外壁塗装防水工事 |
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施工日数 | 19日間 |
工事金額 | 約130万円 |
メーカー・商品 | 外壁塗料:下地・ポリマーファンデネオ・中上塗り:無機チタンIR/PL-13・PL-07(PAINTLINEジャパン株式会社) |
お客様のご要望
2階ベランダから水漏れがしているようなので見てもらいたいと、お電話いただきました。
ご相談、お見積り、診断は無料で実施 いたしております、しっかりご納得いただいてから、ご検討いただけます。お気軽にお問い合わせください。
担当者より
お客様と日程を調整し、現地調査にお伺いしました。
ご相談、お見積り、診断は無料で実施 いたしております、しっかりご納得いただいてから、ご検討いただけます。
さいたま市岩槻区現地調査
外壁調査
外壁カビ苔が発生していると、外壁を劣化させてしまう可能性があり、見つけたら早めに洗浄し取り除くことをお勧めします。
外壁も日差しや風雨による経年劣化によりチョーキング現象が発生します。ヒビ、反りが発生してしまった場合、クラックから雨水や湿気が入り込み内部の劣化をさらに進めてしまいます。早目の塗り替えが必要です。
劣化の程度が軽ければ、再塗装で十分です、経済的にも少ない負担で済みます。
劣化が内部に及び、付着力の低下が起きている場合は、全面修繕が必要になり、経済的負担も大きくなってしまいます。
付帯部調査/雨樋
経年劣化が見受けられます、部分的に硬化が始まり脆くなってきます。
ベランダ調査
ベランダ防水汚れ、経年劣化によるヒビ、剥がれが見られます。放置してしまうと劣化が進み、そこに風雨と日差しにさらされ徐々にベランダ防水能力は衰えていきます。雨が下地や躯体に染み込み、ベランダに接している壁、天井から雨漏りが発生してきてしまいます。
さいたま市岩槻区施工内容
診断の結果
外壁、付帯部塗装・ベランダFRP防水・バイオ高圧洗浄。
以上の施工をご依頼いただきました。
それでは、工事レポートをご覧ください。
工事写真レポート
足場設置
足場の仮設工事では、飛散防止ネットを設置します。
足場設置前に、バルコニーの波板や駐車場のポリカーボネートなどがあれば外します。
バイオ高圧洗浄
バイオ高圧洗浄で使用している洗浄剤ガイソーパワークリーナーは、通常の高圧洗浄では落としきれない0.001mm以下の隙間に潜んでいるカビやコケなど壁面の汚れを徹底的に洗い流します。洗浄力が有りながら、環境への影響は少ない溶剤です。洗浄面均等に洗剤を散布しますが、汚れに応じて洗剤の希釈割合を変えています。洗剤散布後5分から10分反応させたから清水で洗い流します。洗い残しの無いように高圧洗浄機で念入りに全体を洗い流します。バイオ高圧洗浄後は、本来の色味がよみがえります。
外壁/コーキングカット
既存のコーキングをカットします。
シーリング/プライマー塗布
プライマー塗布を行っています。新しく打ち込むコーキング材をしっかりと吸着させるために使う接着剤の役割を果たします。
防水機能のあるコーキングを打ち込み、サイディングとの間に空洞ができないようしっかりヘラで押さえています。
壁材に劣化がみられなかったとしても、コーキングが劣化しているかなと疑われる場合はコーキングの打ち替えなどの部分補修を行うことをおすすめいたします。
使用シーリング材:SRシールH100(サンライズ株式会社)は、1成分形変成シリコーン系です。高耐候性、接着性、剥離破断が起こりにくく、メンテナンスサイクルの期間が長い経済的なシーリング材です。
マスキングテープで養生をし、綺麗に仕上げます。このコーキングの部分は紫外線や風雨、砂やほこりなどの影響で劣化すると、ひび割れや破損ですき間ができて雨水が浸入する原因になります。外壁材のコーキングは、温度変化による壁材の膨張・収縮の影響でダメージを受けて壁材より寿命が早まってしまうことも多くあります。
クラック補修
防水機能のあるコーキングでクラック補修しています。
外壁/下塗り
下塗り材を塗布する工程です。下塗り材には、下地調整や上塗り材との密着を良くする役割があります。使用塗料:ポリマーファンデネオ(ペイントラインジャパン株式会社)
外壁/中塗り
中塗り材を塗布する工程です。使用塗料:チタン無機IR/PL-07-13 (ペイントラインジャパン株式会社)
外壁/上塗り
上塗り材を塗布する工程です。使用塗料:チタン無機IR/PL-07-13(ペイントラインジャパン株式会社)
付帯塗装/軒天
軒天部は、色がのるまで重ねて塗装を行っているので一回塗りということはございません。使用塗料:ケンエース/白
付帯塗装/軒樋
付帯塗装/鼻隠し
付帯塗装/シャッターBOX
付帯塗装/水切り
ベランダ防水工事
ケレン作業、既存の塗膜を平らに研磨調整します。清掃し、油分も綺麗に拭き取ります。
プライマー塗布
下塗り材を塗布する工程です。下塗り材には、下地調整や上塗り材との密着を良くする役割があります。
FRP防水層形成
床面にプラスチック繊維を敷いたあとに樹脂で固めて防水層防水層形成します。
トップコート塗布
防水層を保護する塗料を塗布します。
FRP防水とは、木やコンクリートで作られた床の上にFRPシートを敷き、上に樹脂を塗って硬化させる工法です。 硬化後、プラスチックのような硬い床面になります。 しかし、そのままでは紫外線に弱い為、トップコート塗料を重ね塗りします。住宅のベランダ、陸屋根・屋上のほか、ビルやマンションの屋上にも広く使われています。
FRP防水の工程はご紹介したように
1. 床面の清掃
2. プライマー(下塗り材)の塗布
3. プラスティック繊維シートのFRPを敷く
4. ポリエステル樹脂で固める
5. 「3.」「4.」をもう一度繰り返す
6. 表面保護の塗料を塗る
FRP防水の工事は、1~2日で済む工事です。 これは防水工事でも短い工期となります。
☆FRP防水メリット
① 高い水密性(防水性)があり、風呂の浴槽やロケットなど、建築物よりも防水性が求められるものにも使われている素材です。 水を通さない力は他の防水工法よりも高い性質を持っています。
② FRP防水が施された床面は、固くて丈夫に仕上るため、耐荷重・耐摩擦に優れています。 そのため、屋上駐車場にも使用される防水工法です。
③ 1平米あたり4kg前後と他の防水層に比べて非常に軽量です。 そのため、築年数が経った住宅のベランダなど、重さに弱いであろう住宅に向いています。
④塗膜の乾燥を待つ工程が少ないのも特徴です。 唯一、乾燥待ちが必要なトップコートの樹脂も、数時間程度で乾燥します。 そのため、トップコートを何層か塗り重ねる工事であっても、わずか1~2日で防水工事が完了します。
★FRP防水デメリット
① 費用がやや高め FRPは防水工事の方法のなかでも、施工費用・メンテナンス費用がやや高めです。
② 施工場所をやや選ぶ FRP防水は、「木造の広い面積」(10㎡以上)の床面には施工できません。 FRPの防水層は固く伸縮性が少ないためです。 もしそのような場所をFRP防水で工事すると、熱や湿度による変形ですぐにヒビが入ってしまう可能性があります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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