ウレタン塗膜防水緩衝工法・笠木交換工事をさいたま市南区にて施工いたしました
2024.01.15 (Mon)
さいたま市南区 W様邸 施工データ
工事内容 | ウレタン塗膜防水緩衝工法・笠木交換工事 |
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施工日数 | 14日間 |
工事金額 | 約154万円 |
お客様のご要望
太陽光パネルの撤去で他社に高額な提示された、との事でヤネザル見沼店にお電話いただきました。
雨漏りを修理したいとのことでした。
ヤネザルでは、ご相談、お見積り、診断は無料で実施 いたしております。
担当者より
お客様と日程を調整し、現地調査にお伺いしました。
ご相談、お見積りでご検討の上、しっかりご納得いただいてから、ご依頼いただけます。
さいたま市南区現地調査
ベランダ調査
ベランダ防水表面には砂埃が蓄積し、そこに風雨と日差しにさらされ徐々に劣化が進んできたようです。
防水機能が低下し、塗膜に硬化が進むと脆くなり、風雨や雹などの際に割れ安くなり、雨漏りが発生していたと診断致しました。
さいたま市南区施工内容
診断の結果
さいたま市南区 ウレタン塗膜防水通気緩衝工法・笠木交換工事。
以上の施工をご依頼いただきました。
それでは、工事レポートをご覧ください。
工事写真レポート
ベランダ/プライマー塗布
ベランダ/ドレイン設置
ウレタン塗膜防水通気緩衝シート敷き込み
脱気筒設置。
脱気筒とは、屋上の防水層と下地(コンクリートなど)の隙間に、湿気など水蒸気を外へ排気するための筒のことです。マンションなど屋上の真ん中についているステンレス製の筒で、一定の面積ごとに設置されます。端ではなく真ん中に点々と設置されています。屋上コンクリート下地の部分に設置され、目地の凹みは排気経路として必要なものです。
ウレタン塗布
立上りから塗布し、平面はローラーで仕上げていきます
ウレタン塗布2回目
ローラーで平滑にならしていき、ウレタン塗膜防水によって2層防水層が成形されました。
ベランダ/トップコート塗布
防水層をコーティングし保護する塗料を塗布しました。
屋上やベランダの下地は、雨や屋内の湿気・水分を含んでおり、温暖差や太陽の熱により水蒸気を発生します。この水蒸気が下地と防水層との間に発生し防水層の膨張や、シワの原因になります。防水層が膨らむことで下地との密着性が損なわれてしまいます。そのため防水層の耐久性が脆弱になり、雨漏りの原因になってしまいます。シート防水に限らず、ウレタン防水やFRP防水でも密着工法で施工した際にも防水層の膨張は起こる現象です。その予防のために通気層を通し湿気を排気する脱気装置が必要となるのです。
防水工事の種類
・シート防水
防水性のあるシートを敷く方法です。塩ビシートとゴムシートがあり、耐用年数は10年以上、耐久性にすぐれいます。安価なので多く使われています。シート防水には密着工法と機械的固定工法があり、密着工法は、接着剤を使用し下地とシートを貼ります。風に強い工法ですが、下地の影響を受けやすく、下地が割れるとシートも破れてしまう可能性がでてきます。機械的固定工法は、下地とシートの間に通気シートをはさむ工法で、湿気や水分の通り道ができ防水シートの膨れを防ぎます。
・FRP防水
FRPとは繊維強化プラスチックのことで、身近なものにもよく使われています。FRP防水は塗膜防水の1つです。液状の樹脂で固めて防水層を作る為、シート防水と異なりにつなぎ目がないことが特徴です。FRP防水は強度が高く軽量であることから様々な場所で使用することができます。費用が高いことがデメリットです。
・ウレタン防水
ウレタン塗膜防水です。FRP防水に比べて安価であること、伸縮性があるという特徴があり、防水層のひび割れのリスクを抑えられます。しかし、防水層が乾燥するのに時間がかかるため、工期が長くなってしまうことがあります。
笠木交換
木造建築の場合、気づきにくいですが笠木からの雨漏りの可能性も多くあります。
接合部のシーリング劣化ひび割れなど、定期的なメンテナンスが必要です。
下地に木材を取り付け平らにし、笠木板金を被せていきます。
シーリング材で接着、防水補強を行います。
施工完了
綺麗な仕上がりとなりました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ヤネザルでは、塗料・屋根材・雨樋など実物を展示しています。
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是非、ご来店ください。
ヤネザル見沼店:さいたま市見沼区膝子750
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