ウレタン塗膜防水緩衝工法・外壁塗装・波板交換工事をさいたま市見沼区にて施工いたしました
2024.01.23 (Tue)
さいたま市見沼区 W様邸 施工データ
工事内容 | ウレタン塗膜防水緩衝工法・外壁塗装・波板交換工事 |
---|---|
施工日数 | 20日間 |
工事金額 | 約119万円 |
メーカー・商品 | 外壁塗装:下地塗料/PLスーパーファインベース・中塗り/ゼニス3分艶/PL-36・上塗り/ゼニス3分艶/PL-36(ベランダ・庇の外側/PL-41)(PAINTLINEジャパン株式会) |
お客様のご要望
ベランダ防水の修繕を検討されているとの事で、お問い合わせいただきました。
ヤネザルでは、ご相談、お見積り、診断は無料で実施 いたしております。
担当者より
お客様と日程を調整し、現地調査にお伺いしました。
ご相談、お見積りでご検討の上、しっかりご納得いただいてから、ご依頼いただけます。
さいたま市見沼区現地調査
外壁調査
ひび割れが発生しています。軽度でも放置してしまうと、雨水は浸水し内部の腐食に繋がります。
ベランダ調査
防水の表面が水ぶくれのように膨れている状態です。中は空気の場合も、水の場合もあります。原因は経年劣化の他に、元々建物内部にあった湿気が熱で蒸発してシートや塗膜の間に溜まってしまった場合もあります。
ひび割れなどから入り込んだ湿気が原因で起こる場合や、新たに増えることもあります。
施工した当時に使った防水材の組み合わせが悪いことなどが原因で起こる可能性もあります。防水工事は熟練した経験と知識が必要になります。
ご相談される業者が防水工事を多く行っているか、過去の事例、実績など一度チェックされると安心です。
さいたま市見沼区施工内容
診断の結果
ウレタン塗膜防水通気緩衝工法・外壁塗装・波板交換工事。
以上の施工をご依頼いただきました。
それでは、工事レポートをご覧ください。
工事写真レポート
バイオ高圧洗浄
バイオ高圧洗浄で使用している洗浄剤ガイソーパワークリーナーは、通常の高圧洗浄では落としきれない0.001mm以下の隙間に潜んでいるカビやコケなど壁面の汚れを徹底的に洗い流します。洗浄力が有りながら、環境への影響は少ない溶剤です。洗浄面均等に洗剤を散布しますが、汚れに応じて洗剤の希釈割合を変えています。洗剤散布後5分から10分反応させたから清水で洗い流します。洗い残しの無いように高圧洗浄機で念入りに全体を洗い流します。
外壁補修
外壁シーリング処理
プライマー塗布を行っています。新しく打ち込むコーキング材をしっかりと吸着させるために使う接着剤の役割を果たします。
防水機能のあるコーキングを打ち込み、サイディングとの間に空洞ができないようしっかりヘラで押さえています。
外壁材のコーキングは、温度変化による壁材の膨張・収縮の影響でダメージを受けて壁材より寿命が早まってしまうことも多くあります。壁材に劣化がみられなかったとしても、コーキングが劣化しているかなと疑われる場合はコーキングの打ち替えなどの部分補修を行うことをおすすめいたします。使用シーリング材:SRシールH100(サンライズ株式会社)は、1成分形変成シリコーン系です。高耐候性、接着性、剥離破断が起こりにくく、メンテナンスサイクルの期間が長い経済的なシーリング材です。
外壁/下塗り
下塗り材を塗布する工程です。下塗り材には、下地調整や上塗り材との密着を良くする役割があります。使用塗料:PLスーパーファインベース(PAINTLINEジャパン株式会)
外壁/中塗り
中塗り材を塗布する工程です。使用塗料:ゼニス3分艶/PL-36・PL-41(PAINTLINEジャパン株式会社)
外壁/上塗り
上塗り材を塗布する工程です。使用塗料:ゼニス3分艶/PL-36・PL-41(PAINTLINEジャパン株式会社)
付帯塗装/破風
使用塗料:ゼニス3分艶/PL-36・PL-41(PAINTLINEジャパン株式会社)
付帯塗装
軒樋・縦樋
/使用塗料:フッ素塗料/19-60D
霧よけ
/使用塗料:フッ素塗料255
笠木
雨戸
汚れ、旧塗膜等をたわしやペーパーなどで落とし塗料をしっかりと吸着するためのケレン作業を行い、塗装致します。
ベランダ/下地調整
通気緩衝シート敷き込み
立面は、補強クロスを貼り付けていきます。
ウレタン塗布1回目
立上りから塗布し、平面はローラーで仕上げていきます
ウレタン塗布2回目
ローラーで平滑にならしていき、ウレタン塗膜防水によって2層防水層が成形されました。
ベランダ/トップコート塗布
防水層をコーティングし保護する塗料を塗布しました。
屋上やベランダの下地は、雨や屋内の湿気・水分を含んでおり、温暖差や太陽の熱により水蒸気を発生します。この水蒸気が下地と防水層との間に発生し防水層の膨張や、シワの原因になります。防水層が膨らむことで下地との密着性が損なわれてしまいます。そのため防水層の耐久性が脆弱になり、雨漏りの原因になってしまいます。シート防水に限らず、ウレタン防水やFRP防水でも密着工法で施工した際にも防水層の膨張は起こる現象です。その予防のために通気層を通し湿気を排気する脱気装置が必要となるのです。
脱気筒設置。
脱気筒とは、屋上の防水層と下地(コンクリートなど)の隙間に、湿気など水蒸気を外へ排気するための筒のことです。マンションなど屋上の真ん中についているステンレス製の筒で、一定の面積ごとに設置されます。屋上コンクリート下地の部分に設置され、目地の凹みは排気経路として必要なものです。
綺麗な仕上がりとなりました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ヤネザルでは、塗料・屋根材・雨樋など実物を展示しています。
営業時間9:00-18:00、土日営業でお待ちしております。
是非、ご来店ください。
ヤネザル見沼店:さいたま市見沼区膝子750
ご相談・お問い合わせ←こちらへどうぞ!!