さいたま市浦和区にて屋根カバー工法「一閃」・外壁塗装の施工事例ご紹介です
2023.08.25 (Fri)
さいたま市浦和区 M様邸 施工データ
工事内容 | 屋根カバー・外壁塗装工事 |
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施工日数 | 約24日間 |
工事金額 | 約220万円 |
メーカー・商品 | 屋根材:一閃/株式会社ルーフタイルグループジャパン 防水シート:タディス セルフ カバー/田島ルーフィング株式会社 外壁塗料:下地/スーパーファインベース・中塗り/無機ハイブリッドチタンガードアクア・上塗り/無機ハイブリッドチタンガードアクア/PL-13・PL-15・PL-18/PAINT LINEジャパン |
お客様のご要望
二階建ての一軒家ですが、1階の天井にシミがある、心配なので見てもらいたいとのことでした。
ヤネザル見沼店にお電話いただきました。
担当者より
お客様と日程を調整し、実際に現地を見させていただきます。
ご相談、お見積り、診断は無料で実施しておりますので、ご安心ください。
早速現地調査にお伺いさせていただきました。
さいたま市浦和区現地調査
屋根調査
ドローン画像
スレートが色褪せと劣化、クラックも見受けられます。防水効果が落ちてしまい水を含むようになると水を含んで膨張と、乾いて収縮を繰り返し少しずつひび割れが生じてきます。
割れてしまうと、台風や地震により被害が拡大する可能性があります。
外壁調査
外壁ヒビが発生しています、クラックから雨水や湿気が入り込み内部の劣化をさらに進めてしまいます。早目の塗り替えが必要です。
劣化の程度が軽ければ、再塗装で対応でき、済経済的にも少ない負担で済みます。劣化が内部に及び、付着力の低下が起きている場合は、全面修繕が必要になり、経済的負担も大きくなってしまいます。
外壁カビ苔が発生しています。外壁を劣化させてしまう危険があるので、見つけたら早めに取り除く必要があります。
以上で、現地調査は終了です。
さいたま市浦和区施工内容
診断の結果
屋根カバー・外壁塗装・ベランダトップコート・バイオ高圧洗浄をご依頼いただきました。。
それでは、工事レポートをご覧ください。
工事写真レポート
足場設置
足場の仮設工事では、飛散防止ネットを設置します。
防犯カメラ設置
バイオ高圧洗浄
使用している洗浄剤ガイソーパワークリーナーは、通常の高圧洗浄では落としきれない0.001mm以下の隙間に潜んでいるカビやコケ、藻など壁面の汚れを徹底的に洗い流します。洗浄力が有りながら、環境への影響は少ない溶剤です。
バイオ洗浄剤を適量入れ散布し、有機系のカビやコケなどの見えない内部の汚れを浮き上がらせて洗浄する作業です。
洗浄面均等に洗剤を散布しますが、汚れに応じて洗剤の希釈割合を変えています。
洗剤散布後5分から10分反応させたから清水で洗い流します。洗い残しの無いように高圧洗浄機で念入りに全体を洗い流します。
バイオ高圧洗浄後は、見違えるほどきれいになり本来の色味がよみがえります。
既存屋根材棟撤去
既存の棟板金、雪止め金具、貫板を撤去します。
既存の換気棟撤去します。換気棟を設置することで、湿気の逃げ道ができ、結露によるダメージを減らすことができます。
ルーフィング設置
軒先から防水シートを設置します。合成繊維不織布を使用しているため、既存スレート屋根の段差などで破れる心配がありません。
改質アスファルトを使用しており、強度・寸法安定性・釘穴シーリング性に優れています
唐草板金設置唐草板金設置
水切り唐草板金を設置していきます。屋根の雨水を軒樋に流す役割があります、屋根材への雨水の浸水を防ぎます。
接合部分防水補強
外壁との接合部分防水補強しています。接合部分を防水機能のあるシールで補強。雨水の侵入を防ぎます。
雨押え板金の設置
屋根材設置
新規屋根材を設置します。
屋根材設置
軒先から屋根材を設置していきます。
棟板金設置
棟下地板金設置。一閃のカバー工法では、通常貫板を設置し棟板金を被せますが、下地板金という専用の役物を使用します、しっかりと固定され腐食の心配もございません。
棟板金を下地板金にかぶせていきます、接合部分もコーキングで接着、防水補強しています。
換気棟設置
換気棟とは、屋根裏にこもりがちな「湿気や熱気」を外に逃すために、屋根の頂部である棟部分に取り付けられている部材です。
室内の換気がうまく行われていないと、夏は室内の温度が上昇しやすくなり、冬は結露が出やすくなってしまいます。
換気棟をつけることで、屋根裏などにたまった湿気や熱気を外に出し、家が傷むのを防ぐことができます。
棟にそって小さな穴や隙間が空いている部材があったら、それが換気棟です。
素材は、屋根の種類に合わせて施工されることが多く、見た目の一体感が出て綺麗に仕上がります。
換気棟だけ取付ける事はほとんどなく、ほとんどの場合新築時か屋根リフォーム工事、修理の時に換気棟をつけています。
1棟で大体1〜3個の換気棟をつけることが多いようです。
トップライト部屋根材設置
トップライト周辺屋根材設置工程です。
トップライトを設置するということは、屋根に穴を開けるということです。トップライト設置後、屋根との取り合いから雨水が入り込まないよう、防水紙や板金で隙間を塞ぎます。
板金の立ち上がりが不十分だった、防水紙に小さな穴が開いていた、これだけでも雨漏りを起こしてしまいます。
設置後10年前後で、防水紙や板金の経年劣化が出はじめる可能性があります。
何か不具合が生じた際に施工不備なのか、経年劣化によるものなのか、点検とメンテナンスをお勧めします。
下屋根 雨押え板金設置
外壁と屋根材の接合部分から、雨水の侵入を防ぐ為に、雨おさえ板金を設置します。
屋根カバー設置完了
一閃はガリバリウム鋼板にストーンチップ仕上げです。耐久性に優れ、メンテナンスが容易です。
瓦に比べ1/8, スレートに比べても1/3 と軽量で建物への負担が小さく、地震の揺れを軽減でき耐震性を高めます。
一閃本体同士を当社特許技術のクリップロック工法でしっかりと固定、強風による飛散や煽りに対し強さを発揮します。
ストーンチップの凹凸がしっかりと雪を止め、急勾配の屋根でも落雪しにくくなります。
屋根材と野地板の間の空気層が断熱効果を向上。表面に施されたストーンチップは屋根に当たる雨音を小さくする効果があります。
シーリング/プライマー塗布
新しく打ち込むコーキング材をしっかりと吸着させるために使う接着剤の役割を持つものとなっております。
このコーキングの部分が紫外線や風雨、砂やほこりなどの影響で劣化すると、ひび割れや破損ですき間ができて雨水が浸入する原因になります。
外壁材のコーキングは、温度変化による壁材の膨張・収縮の影響でダメージを受けて壁材より寿命が早まってしまうことも多くあります。
壁材に劣化がみられなかったとしても、コーキングが劣化しているかなと疑われる場合はコーキングの打ち替えなどの部分補修を行うことをおすすめいたします。
外壁/コーキング打設
防水機能のあるコーキングを打ち込み、打った後サイディングとの間に空洞ができないようしっかりヘラで押さえています。
防水機能のあるコーキングを打ち込みます。打った後サイディングとの間に空洞ができないようしっかりヘラで押さえています。
今回使用したシーリング材:SRシールH100(サンライズ株式会社)は、1成分形変成シリコーン系です。
高耐候性、接着性、剥離破断が起こりにくくメンテナンスサイクルの期間が長く経済的なシーリング材です。
外壁補修工事
外壁/下塗り
下塗り材を塗布する工程です。下塗り材には、下地調整や上塗り材との密着を良くする役割があります。使用塗料/スーパーファインベース(PAINT LINEジャパン)
外壁/中塗り
中塗り材を塗布する工程です。使用塗料:無機ハイブリッドチタンガードアクア(PAINT LINEジャパン)
外壁/中塗り
上塗り材を塗布する工程です。使用塗料:無機ハイブリッドチタンガードアクア/PL-13・PL-15・PL-18(PAINT LINEジャパン)
付帯塗装/軒樋
汚れ、旧塗膜等をたわしやペーパーなどで落とし塗料をしっかりと吸着するためのケレン作業を行い、塗装致します。使用塗料:フッ素塗料/19-50B
付帯塗装/縦樋
使用塗料:フッ素塗料/19-50B
付帯塗装/シャッターBOX
使用塗料:フッ素塗料/19-50B
付帯塗装/笠木
使用塗料:フッ素塗料/黒
ベランダ/プライマー塗布
下地としてプライマーを塗布しました。
ベランダ/防水トップコート
防水層をコーティングし保護する塗料を塗布しました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ヤネザルでは、塗料・屋根材・雨樋など実物を展示しています。
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是非、ご来店ください。
ヤネザル見沼店 → さいたま市見沼区膝子750