さいたま市岩槻区にて屋根カバー外壁塗装【ラグジュアリー無機】を施工致しました
2024.11.15 (Fri)
さいたま市岩槻区 T様邸 施工データ
工事内容 | 屋根カバー外壁塗装工事 |
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築年数 | 築19年 |
施工日数 | 22日間 |
工事金額 | 約200万円 |
メーカー・商品 | 屋根カバー材:シルキーG2/黒 外壁塗装:下塗り/ハイブリッドバインダーSiⅡ・中塗り・上塗り/無機ハイブリッドチタンガードアクア帯上/LX-01M・ラグジュアリー無機/帯下/LX-10M(株式会社アステックペイント) 軒天塗装:ケンエース/N-87(エスケー化研) |
お客様のご要望
時期的に検討し始めた、価格と診断次第で決めたいとの事で、
御見積りのご依頼を頂きました。
ヤネザルでは、ご相談、お見積り、診断は無料で実施 いたしておりますので、お気軽にお問い合わせください。
担当者より
サイデイング外壁、スレート屋根のお宅です。
屋根カバー材【シルキーG2】、無機ハイブリッドチタンガードアクアと(ラグジュアリー無機)を使用した外壁塗装のご紹介です。
さいたま市岩槻区現地調査
屋根調査
色褪せと、コーキング部分に硬化が見られます。
カビ苔、が発生しています。
釘浮きが発生しています。
ひび割れが見られます。
屋根材が年数を経て防水効果が落ちてしまうと、水を含むようになり水を含んで膨張、乾いて収縮を繰り返し少しずつ、劣化が進行していきます。
雨水が浸水してくると、棟板金であれば貫板に腐食が発生してしまいます。
棟板金が風雨で繰り返し煽られ、少しずつ内部の貫板に雨水がしみていき、被害が拡大する可能性があります。
外壁調査
コーキングに亀裂が多く見られます。
コーキングは消耗品です、5〜10年で補修が推奨されています(メーカー推奨)。
コーキングには、加工しやすくするために可塑剤が入っています。コーキング材と塗料の相性が悪いと、この可塑剤がコーキング表面に浮き上がってきます。
「ブリード現象」この現象が起こると、コーキングが硬くなり、目地痩せを起こします。10年程度経過していた場合は経年劣化と考えられます。
剥離してしまう原因は、施工から年数が浅ければプライマー(接着剤)の塗り忘れや、施工不良が原因です。施工業者に調査を依頼するなど検討が必要です。
早めの修繕工事が必要です。
基本的には打ち替えになりますが、打ち増しの方が適切な場合(ALC目地など)もあります。
打ち増し=手抜きと自社をPRしている業者やサイトもあるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
現場の状況により、最適な方法を選択することが優良業者と言えるでしょう。
付帯部調査
付帯部に、褐色が見られます。
経年劣化により脆くなり、悪天候強風などで破損など発生するかもしれません。
ベランダ調査
ベランダ防水汚れ、劣化が見られます。
ベランダ防水能力は、夏の強い日差しなどにより日を追うごとに徐々に衰えていきます。
劣化が進むと雨が下地や躯体に染み込み、ベランダに接している壁、天井から雨漏りが発生してきます。
防水層の耐用年数は素材によって異なりなすが、一般的には経年劣化により築10~15年程度で徐々に本来の防水機能が落ちてきてしまいます。
そのため、10年が経過したらメンテナンスをご検討いただく時期にきています。
外構・周辺調査
アプローチひび割れが見受けられます。
以上で、現地調査は終了です。
さいたま市岩槻区施工内容
診断の結果
屋根カバー・外壁塗装・ベランダ防水工事・バイオ高圧洗浄。
以上の施工をご依頼いただきました。
それでは、工事レポートをご覧ください。
工事写真レポート
足場設置
足場の仮設工事では、飛散防止ネットを設置します。
バイオ高圧洗浄
バイオ洗浄剤を適量入れ散布し、有機系のカビやコケなどの見えない内部の汚れを浮き上がらせて洗浄する作業です。
屋根材撤去
既存の棟板金、貫板を撤去していきます。
雪止め板金撤去
防水シート設置の妨げになる、棟板金と雪止め金具を撤去します。
ルーフィングシート設置
下地として防水加工されたシートを施工します。
屋根材の隙間から入り込んだ雨水が内部まで入り込むのを予防します。
今回使用したルーフィングは、セルフカバー(田島ルーフィング株式会社)合成繊維不織布を使用しているため、既存スレート屋根の段差などで破れる心配がありません。
改質アスファルトを使用しており、強度・寸法安定性・釘穴シーリング性に優れています
屋根材設置
軒先から屋根材を設置していきます。
雪止め金具設置
雪止め金具の設置間隔は40~50㎝で設置していきます。
厳密には、雪止めの種類に問わず設置間隔に細かい規定はありません。
屋根の傾斜や広さ、滑りやすさなどを考慮して決める場合が多く、判断が難しいので、屋根専門の業者に依頼することをおすすめします。
屋根水切り唐草板金設置
水切り板金は屋根材への浸水を防ぎ、雨水を軒樋に流す役割があります。
谷板金設置
谷板金は屋根に設置される役物で、谷樋とも呼ばれます。
屋根が凹字にぶつかる部分が「谷」で、そこに設置されている板金のことを谷板金と言います。
谷板金は、どんな屋根でもあるわけではなく、屋根の形状によってあったりなかったりします。
谷板金・谷樋というだけあり、谷板金は雨樋のような役割をはたしています。
屋根に降った雨水を、軒樋へと流します。
雨押さえ板金設置
雨押さえ板金とは、1階部分の屋根(下屋根)と外壁が接する部分に取り付けられる板金です。
外壁と下屋根の取合いから、外壁を伝う雨水や吹き込んだ雨水が外壁内部に侵入するのを防ぐ為に取付けられています。
まず、外壁と下屋根の取合いは、完全に密着させるということが出来ず、隙間が出来てしまいます。
隙間から、雨水が入り込んで、雨漏りの原因となってしまいます。
板金材を取付けることで、雨水が入らいないようにしているのです。
外壁と下屋根の取合いから雨水が入ってしまう場合、コーキングで塞げばよいのでは?と思うかもしれません。
コーキングで塞いでしまうと、外壁内部に雨水が入ってしまった場合に逃げ道が無くなってしまいます。
逃げ道が無くなるという事は雨漏りが発生してしまうという事です。
取り合いは、ただ塞げばよいということではありません、雨水の逃げ道の確保もし、雨漏りを防がなければいけません。
雨押え板金があれば、排水用の隙間を確保でき、雨漏りのリスクを無くすことができます。
板金加工
細かい板金の加工は現場で行います。ズレのないよう加工し収まりが良くなります。
棟下地板金設置
棟板金設置
貫板には、樹脂製のエコランバーを設置しています。
フクビ化学工業のエコランバーは工場や家庭などからのプラスチックを再利用した合成樹脂製なので環境に優しくい建材です。
耐久性に優れ、腐りません、70℃以上の高温に耐えられる樹脂を使用しています。
棟板金を被せビスでしっかりと固定、接合部分を防水効果のあるコーキングで防水補強します。
屋根カバー施工完了
綺麗な仕上がりとなりました。
今回使用の屋根材 福泉工業のシルキーG2は、ガルバリウム鋼板性で、サビにも圧倒的な強さで塗替えや葺替の心配も少なくお手入れや補修の費用も抑えて長い目で見ても、経済的です。
日本瓦の約1/10の軽さで、建物への負担を極力おさえ、地震の際にも安心です。カバー工法によるリフォームにも適した屋根材です。
シルキーG2(福泉工業株式会社)
カバー工法に最適
古い屋根を剥がさずに、その上にルーフィングを敷き屋根全体をカバーした上に(シルキーG2)を固定する工法です。施工中のアスベスト粉塵を効果的に抑える安心の工法で住みながらの施工が可能です。
豪雨・強風にも強い
シルキーG2は、ハゼ掛け篏合(かんごう)方式を採用しています。ビス打ち部・切断部・接合部が露出せず直接雨水に触れません。
遮熱+断熱+防音で快適
表面は遮熱顔料をふんだんに含んだ遮熱塗膜で、赤外線を反射して小屋裏の温度上昇を抑制します。また、裏面のノンフロンウレタンフォーム9mの厚さとアルミライナー紙により断熱効果+防音効果も抜群です。
外壁シーリング工事
コーキングカット
コーキング(シーリング)は、建材の継ぎ目を埋めるため使用されています。
プライマー塗布
タイルやサイディングなど建材の間又は、窓のサッシなどの隙間に充填、固まると伸縮性のあるゴム状になり、雨水の浸水を防ぎます。
さらに地震や熱による建材の膨張や伸縮を吸収、硬い建材どおしが破損しない為に使われています。
コーキング打設
コーキングには打ち増しと打ち替えの2種類あります。
打ち増しとは、既存のコーキングを除去せず、目地に新たにコーキング材を充填する方法です。コーキングに1cm以上の厚みが取れない場合は打ち増しはできません。
基本的には打ち替えになりますが、打ち増しの方が適切な場合(ALC目地など)もあります。
打ち増し=手抜きと書いて自社をPRしている業者やサイトもあるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。現場の状況により、最適な方法を選択することが良い施工と言えるでしょう。
外壁塗装
外壁/下塗り
下塗り材を塗布する工程です。下塗り材には、中塗りの色に調色し塗布していきます。下地調整や上塗り材との密着を良くする役割があります。
使用塗料:下塗り/ハイブリッドバインダーSiⅡ(株式会社アステックペイント)
外壁/中塗り
中塗り材を塗布する工程です。艶消しタイプの塗料に珪砂を加える事により、下塗りとの付着が向上します。
使用塗料:無機ハイブリッドチタンガードアクア・帯上/LX-01M・帯下/LX-10M(株式会社アステックペイント)
外壁/上塗り
上塗り材を塗布する工程です。多彩模様のクリヤー塗料を吹き付けることで、マットな質感で高級感のある仕上がりとなります。
使用塗料:ラグジュアリー無機(株式会社アステックペイント)
付帯塗装
付帯塗装/破風
使用塗料:サンフロンフッ素塗料/黒
付帯塗装/軒天
軒天塗装:ケンエース/N-87(エスケー化研)
付帯塗装/縦樋
使用塗料:サンフロンフッ素塗料/黒
ベランダ/防水工事
アセトン拭き
汚れと油分を、アセトンでしっかりと拭き取ります。
プライマー塗布
ウレアックス塗布
1回目
2回目
防水層を形成する塗料を塗布しました。乾燥と塗装で塗膜を厚くしていきます。
立上りから塗布し、平面はローラーで仕上げていきます。
施工完了
綺麗な仕上がりとなりました。
類似施工事例など
最後までご覧いただきありがとうございました。
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